
メルカリで商品が売れたあと、いちばん不安になるのが発送です。
どこから送ればいいのか。
送料はその場で払うのか。
住所を書かなくても本当に届くのか。
ネコポス、宅急便コンパクト、宅急便のどれを選べばいいのか。
送料で赤字にならないか。
初めて出品したときは、売れたうれしさよりも「ちゃんと送れるかな」という心配のほうが大きいかもしれません。
そんなときに使いやすいのが、らくらくメルカリ便です。
らくらくメルカリ便は、メルカリとヤマト運輸が連携した配送サービスです。
宛名書きがいらず、匿名配送にも対応していて、送料は全国一律。
コンビニやヤマト営業所、宅配便ロッカーPUDOなどから発送できます。
ただし、便利な反面、サイズ選びを間違えると送料が高くなり、思ったより利益が残らないことがあります。
らくらくメルカリ便で失敗しないために大切なのは、売れたあとではなく、出品する前に送料を考えておくことです。
メルカリ公式サイトをみる気になる内容からチェック
- 1 らくらくメルカリ便とは?
- 2 らくらくメルカリ便の送料はいつ引かれる?
- 3 らくらくメルカリ便で赤字になる理由
- 4 らくらくメルカリ便の種類と送料
- 5 ネコポス
- 6 宅急便コンパクト
- 7 宅急便
- 8 集荷を使うときの注意点
- 9 らくらくメルカリ便はどこから発送できる?
- 10 らくらくメルカリ便の送り方
- 11 ネコポス・宅急便コンパクト・宅急便の選び方
- 12 らくらくメルカリ便で赤字にしない価格設定
- 13 らくらくメルカリ便でよくある失敗
- 14 らくらくメルカリ便が向いている商品
- 15 らくらくメルカリ便が向いていない商品
- 16 ゆうゆうメルカリ便とどっちがいい?
- 17 初心者ならまずはこの選び方で大丈夫
- 18 発送前のチェックリスト
- 19 らくらくメルカリ便は、送料を先に見れば怖くない
- 20 [出典]
らくらくメルカリ便とは?
らくらくメルカリ便は、メルカリで商品を売ったときに使える配送方法です。
ヤマト運輸の配送サービスを利用して、メルカリの取引画面から発送手続きができます。
主な特徴は、次のとおりです。
・宛名書きがいらない
・匿名配送に対応している
・送料が全国一律
・配送状況をアプリで確認できる
・ネコポスから宅急便まで幅広いサイズに対応している
・配送時のトラブルに対してメルカリのサポートがある
普通の宅急便のように、相手の住所を手書きする必要はありません。
取引画面で配送用コードを出して、発送場所で手続きをすれば送り状が発行されます。
購入者に自分の住所や名前を知られたくない人、相手の住所を書き間違えるのが不安な人にとって、かなり使いやすい配送方法です。
らくらくメルカリ便の送料はいつ引かれる?
らくらくメルカリ便の送料は、発送時に窓口で支払うわけではありません。
送料は、取引完了時に販売利益から差し引かれます。
たとえば、商品が売れて発送するとき、コンビニやヤマト営業所で送料を現金で払う必要はありません。
取引が完了したあと、販売価格から販売手数料と送料が引かれ、残った金額が販売利益として反映されます。
そのため、発送時にはお金を持っていなくても手続きできます。
ただし、ここで注意したいのは、送料は無料ではないということです。
その場で払わないだけで、最終的には販売利益から差し引かれます。
送料を考えずに安く出品すると、売れたのにほとんど利益が残らないことがあります。
メルカリ公式サイトをみるらくらくメルカリ便で赤字になる理由
メルカリで赤字になりやすいのは、送料を出品前に計算していないときです。
メルカリでは、販売価格から販売手数料が引かれます。
さらに、らくらくメルカリ便を使う場合は送料も引かれます。
利益をざっくり考えるなら、次のようなイメージです。
販売価格
− 販売手数料
− 送料
− 梱包資材代
= 手元に残る金額
たとえば、700円で売れた商品を宅急便60サイズで送ると、送料だけで750円かかります。
この場合、販売利益はほぼ残らず、実質的に赤字のような取引になります。
小さい商品ならネコポスで送れるか。
厚みがあるなら宅急便コンパクトに入るか。
宅急便になるなら、送料込みでも利益が残る価格か。
ここを出品前に見ておくことが大切です。
らくらくメルカリ便の種類と送料
らくらくメルカリ便には、大きく分けて3つの配送方法があります。
・ネコポス
・宅急便コンパクト
・宅急便
商品の大きさと厚みによって、選ぶ配送方法が変わります。
ネコポス
ネコポスは、薄くて小さい商品を送るときに使いやすい配送方法です。
送料は全国一律210円です。
アクセサリー、スマホケース、薄手の衣類、本、CD、トレーディングカード、小物などに向いています。
サイズの目安は次のとおりです。
・三辺合計:60cm以内
・長辺:34cm以内
・最小サイズ:縦23cm × 横11.5cm
・重さ:1kg以内
・厚さ:3cm以内
ネコポスは、ポスト投函で配達されます。
ポストに投函された時点で配達完了になります。
注意したいのは、厚さです。
少し膨らんだ服や、緩衝材を巻いた小物は、梱包後に3cmを超えることがあります。
出品前は入ると思っていても、実際に梱包するとサイズオーバーになることがあります。
ネコポスを使うなら、商品そのものではなく「梱包後の厚さ」で判断しましょう。
宅急便コンパクト
宅急便コンパクトは、ネコポスでは厚みが足りないけれど、宅急便60サイズほど大きくない商品に向いています。
送料は全国一律450円です。
ただし、専用資材70円が必要です。
宅急便コンパクトでは、専用BOXまたは専用薄型BOXを使います。
普通の段ボールや封筒では送れません。
専用BOXの外寸は、幅25cm × 奥行き20cm × 厚さ5cmです。
専用薄型BOXの外寸は、幅34cm × 奥行き24.8cmで、収納時の厚さは外寸5cmまでです。
小さめの化粧品。
厚みのある本。
小型のおもちゃ。
割れにくい雑貨。
薄手ではない衣類。
こうした商品に向いています。
宅急便コンパクトは、ネコポスより送料が高くなります。
さらに専用資材代も必要です。
そのため、450円だけでなく、資材代も含めて利益を考える必要があります。
宅急便
宅急便は、ネコポスや宅急便コンパクトに入らない中型・大型の商品を送るときに使います。
サイズは、梱包後の縦・横・高さの合計と重さで決まります。
送料の目安は次のとおりです。
・60サイズ:2kgまで、750円
・80サイズ:5kgまで、850円
・100サイズ:10kgまで、1,050円
・120サイズ:15kgまで、1,200円
・140サイズ:20kgまで、1,450円
・160サイズ:25kgまで、1,700円
・180サイズ:30kgまで、2,100円
・200サイズ:30kgまで、2,500円
衣類をまとめて送る。
靴を箱ごと送る。
バッグを送る。
小型家電を送る。
ぬいぐるみや雑貨を送る。
こうした場合は、宅急便になることが多いです。
宅急便は便利ですが、送料が一気に上がります。
特に60サイズ以上になる商品は、販売価格を低くしすぎると利益が残りにくくなります。
集荷を使うときの注意点
らくらくメルカリ便では、ヤマト運輸の集荷を利用できます。
家から出ずに発送できるので、大きめの商品や重い商品を送るときには便利です。
ただし、集荷には取引ごとに100円の集荷料がかかります。
この集荷料も、取引完了時に販売利益から差し引かれます。
また、ネコポスでは集荷を利用できません。
集荷を使うなら、商品を事前に梱包しておく必要があります。
集荷時に梱包資材を買ったり、その場で箱詰めしたりすることはできません。
らくらくメルカリ便はどこから発送できる?
らくらくメルカリ便は、主に次の場所から発送できます。
・ヤマト運輸営業所
・セブン-イレブン
・ファミリーマート
・宅配便ロッカーPUDO
・集荷
初心者にとって使いやすいのは、コンビニ発送です。
近くにセブン-イレブンやファミリーマートがあるなら、買い物のついでに発送できます。
ただし、コンビニではサイズ計測を行いません。
つまり、コンビニで受け付けてもらえたからといって、必ずそのサイズで確定するわけではありません。
あとからヤマト運輸側でサイズが測られ、サイズオーバーと判断されることがあります。
その場合、送料が上がったり、返送されたりすることがあります。
発送前に、自分で梱包後のサイズを測っておきましょう。
らくらくメルカリ便の送り方
らくらくメルカリ便の基本的な流れはシンプルです。
1. 出品時に配送方法を選ぶ
まず、商品を出品するときに配送方法を「らくらくメルカリ便」に設定します。
匿名配送にしたい場合は、購入される前にメルカリ便を選んでおくのが安心です。
取引開始後に変更できる場合もありますが、最初から設定しておくほうが迷いにくくなります。
2. 商品が売れたら梱包する
商品が売れたら、発送前に梱包します。
ネコポスなら厚さ3cm以内か。
宅急便コンパクトなら専用BOXに収まるか。
宅急便なら何サイズになるか。
この時点でしっかり確認しましょう。
梱包後にサイズが変わることはよくあります。
商品だけを測るのではなく、封筒や箱、緩衝材を含めた状態で測るのがポイントです。
3. 取引画面でサイズと発送場所を選ぶ
取引画面から、配送サイズと発送場所を選びます。
コンビニから送るのか。
ヤマト営業所から送るのか。
PUDOを使うのか。
集荷を依頼するのか。
発送場所によって手順が少し違いますが、アプリの案内に沿って進めれば大丈夫です。
4. 配送用コードを発行する
発送場所を選んだら、配送用コードを発行します。
コンビニやヤマト営業所では、このコードを使って送り状を発行します。
手書きで住所を書く必要はありません。
スマホの画面をすぐ出せるようにしてから、発送場所へ向かいましょう。
5. 荷物を持ち込んで発送する
発送場所に荷物を持ち込み、アプリで表示されたコードを使って手続きします。
コンビニの場合は、店頭端末やレジで手続きを行います。
ヤマト営業所の場合は、専用端末や窓口で手続きします。
手続きが終わったら、控えを受け取ります。
発送後は、取引画面で発送通知を行いましょう。
ネコポス・宅急便コンパクト・宅急便の選び方
どれを選べばいいか迷ったら、まずは厚さで考えると分かりやすいです。
厚さ3cm以内ならネコポス
薄い本、トレカ、アクセサリー、スマホケース、薄手の衣類などは、ネコポスを検討します。
送料が安いので、利益を残しやすいです。
ただし、厚さ3cmを超えたら使えません。
無理に押し込んで発送すると、サイズ変更や返送になる可能性があります。
厚さ5cm前後なら宅急便コンパクト
ネコポスに入らないけれど、そこまで大きくない商品は宅急便コンパクトを考えます。
専用BOXに入るなら、宅急便60サイズより送料を抑えやすいです。
ただし、専用資材が必要で、再利用はできません。
箱をテープで補強しすぎたり、膨らんだ状態で無理に閉じたりすると、宅急便に変更されることがあります。
それ以上なら宅急便
厚みがある商品、大きめの商品、壊れやすい商品は宅急便を選びます。
宅急便は送料が高くなるため、出品価格を慎重に決める必要があります。
60サイズで送れると思っていたものが、梱包後に80サイズになることもあります。
箱のサイズは少し余裕を持ちつつ、大きすぎないものを選びましょう。
らくらくメルカリ便で赤字にしない価格設定
メルカリで出品するときは、売れやすさだけで価格を決めないほうが安全です。
特に送料込みで出品する場合、送料は出品者の負担です。
まず梱包後のサイズを想定する
出品前に、どの配送方法で送るかを考えましょう。
ネコポスで送れるのか。
宅急便コンパクトに入るのか。
宅急便になるのか。
これだけで、最低でも210円、450円、750円以上と送料が大きく変わります。
梱包資材代も見る
送料だけでなく、梱包資材代もかかります。
封筒。
段ボール。
緩衝材。
テープ。
宅急便コンパクト専用BOX。
小さな金額でも、何度も出品すると意外と負担になります。
特に宅急便コンパクトは、送料とは別に専用資材代が必要です。
450円だけで考えず、資材代も含めて利益を見ましょう。
安く売りすぎない
早く売りたいからといって、送料を考えずに安くすると赤字になりやすいです。
たとえば、宅急便60サイズになりそうな商品を800円で出品すると、送料と手数料だけでほとんど利益が残りません。
メルカリでは、売れた金額がそのまま手元に入るわけではありません。
出品前に、送料と手数料を引いたあとにいくら残るかを考えておきましょう。
らくらくメルカリ便でよくある失敗
梱包後にサイズオーバーする
一番多い失敗は、梱包後にサイズが変わることです。
商品だけなら3cm以内でも、緩衝材や封筒に入れると3cmを超えることがあります。
壊れ物なら、緩衝材をしっかり巻く必要があります。
その分、サイズが大きくなることを見込んでおきましょう。
コンビニで受け付けたから大丈夫と思う
コンビニでは、サイズ計測を行いません。
受け付けてもらえたとしても、あとからサイズが確定します。
サイズオーバーなら、送料が変わることがあります。
コンビニ発送を使う場合ほど、自宅で事前にサイズを測ることが大切です。
宅急便コンパクトの箱を再利用する
宅急便コンパクトの専用資材は、再利用できません。
一度配送された箱をもう一度使うと、宅急便コンパクトとして送れない可能性があります。
また、専用BOXをガムテープで大きく補強したり、膨らんだ状態で無理に閉じたりすると、宅急便に変更されることがあります。
複数の商品を別々の荷物に分けて送る
メルカリ便では、基本的に1つの取引の商品を複数口に分けて発送できません。
商品は1つの梱包にまとめて、1個口で発送します。
大きすぎて複数に分けたい場合は、配送方法を慎重に考える必要があります。
らくらくメルカリ便が向いている商品
らくらくメルカリ便は、次のような商品に向いています。
・薄手の衣類
・本
・CD、DVD
・アクセサリー
・スマホケース
・コスメ
・小型雑貨
・靴
・バッグ
・小型家電
・ぬいぐるみ
・まとめ売りの商品
小さいものから大きめの商品まで対応できるため、初心者でも使いやすいです。
特に、匿名配送にしたい人、送料を全国一律で分かりやすくしたい人には向いています。
らくらくメルカリ便が向いていない商品
一方で、らくらくメルカリ便が向いていない商品もあります。
・クール便が必要な食品
・傷みやすい生鮮食品
・極端に大きい家具
・複数口に分けないと送れない商品
・配送禁止物にあたるもの
・壊れやすく特殊な梱包が必要なもの
特に食品は注意が必要です。
メルカリ便はクール宅急便には対応していません。
常温配送で傷みや腐敗が起きる可能性がある商品は、無理に使わないほうが安心です。
大きな家具や家電なら、梱包・発送たのメル便など別の配送方法を検討したほうがよい場合があります。
ゆうゆうメルカリ便とどっちがいい?
メルカリには、らくらくメルカリ便のほかに、ゆうゆうメルカリ便もあります。
らくらくメルカリ便は、ヤマト運輸系の配送です。
セブン-イレブン、ファミリーマート、ヤマト営業所、PUDO、集荷などから発送できます。
ゆうゆうメルカリ便は、日本郵便系の配送です。
郵便局、ローソン、スマリボックスなどから発送できます。
どちらが絶対に良いというより、自分が発送しやすい場所で選ぶのが基本です。
近くにセブン-イレブンやファミリーマートがあるなら、らくらくメルカリ便。
郵便局やローソンのほうが近いなら、ゆうゆうメルカリ便。
商品サイズによって送料や使える箱も変わるため、出品前に比較すると失敗しにくくなります。
初心者ならまずはこの選び方で大丈夫
初めてらくらくメルカリ便を使うなら、難しく考えすぎなくて大丈夫です。
まずは、次のように考えると選びやすいです。
・薄くて小さいものはネコポス
・厚みがある小物は宅急便コンパクト
・箱に入れる大きめの商品は宅急便
・外に出たくない大きめ商品は集荷も検討
・送料が高くなりそうなら出品価格を見直す
発送方法で迷ったら、いちばん安い方法を探す前に、まず安全に送れる方法を選びましょう。
無理に小さいサイズへ押し込むと、サイズオーバーや破損の原因になります。
発送前のチェックリスト
発送する前に、次の点を確認しておきましょう。
・配送方法はらくらくメルカリ便になっているか
・匿名配送にしたい場合、購入前に設定できているか
・梱包後のサイズを測ったか
・ネコポスは厚さ3cm以内か
・宅急便コンパクトは専用BOXを使っているか
・宅急便コンパクトの箱を再利用していないか
・宅急便のサイズと重さを確認したか
・壊れやすいものは緩衝材を使ったか
・送料を引いても利益が残る価格か
・発送通知を忘れていないか
このチェックをしてから発送すれば、初心者でもかなり失敗を減らせます。
らくらくメルカリ便は、送料を先に見れば怖くない
らくらくメルカリ便は、メルカリ初心者にとって使いやすい配送方法です。
宛名を書かなくていい。
匿名で送れる。
送料が全国一律。
コンビニやヤマト営業所から発送できる。
アプリで配送状況を確認できる。
この便利さは、初めて出品する人にとって大きな安心になります。
ただし、送料は発送時に払わないだけで、最終的には販売利益から差し引かれます。
だからこそ、出品前に「どのサイズで送るか」を決めておくことが大切です。
薄いものならネコポス。
少し厚みがあるなら宅急便コンパクト。
大きいものなら宅急便。
家から出にくいなら集荷。
この使い分けができるだけで、メルカリ発送の不安はかなり減ります。
商品が売れてから慌てるより、売れる前に送料を見ておく。
それだけで、赤字を防ぎながら、気持ちよく取引を進められます。
[出典]
・メルカリ公式ヘルプ「らくらくメルカリ便のメリット」
・メルカリ公式ヘルプ「小型サイズ - ネコポス(らくらくメルカリ便)」
・メルカリ公式ヘルプ「小〜中型サイズ - 宅急便コンパクト(らくらくメルカリ便)」
・メルカリ公式ヘルプ「中〜大型サイズ - 宅急便(らくらくメルカリ便)」
・メルカリ公式ヘルプ「その他の質問(メルカリ便)」
・メルカリ公式ヘルプ「集荷(らくらくメルカリ便)」
・メルカリ公式ヘルプ「メルカリの手数料」