買ってはいけないミネラルウォーターはある?ラベルで見抜く安心な選び方、毎日の水で迷わない
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ミネラルウォーターを買うとき、なんとなく「天然水なら安心」「高い水のほうが体に良さそう」と思っていませんか。

コンビニやスーパーには、国産の天然水、海外の硬水、炭酸入りの水、ラベルにこだわった高級感のある水まで、たくさんの種類が並んでいます。
見た目はどれもきれいで、どれを選んでも同じように見えるかもしれません。

けれど、毎日飲む水だからこそ、なんとなくで選ぶより、ラベルを見て自分に合うものを選んだほうが安心です。

「買ってはいけないミネラルウォーター」と聞くと、少し怖く感じます。
でも実際には、すべてのミネラルウォーターが危ないという話ではありません。

避けたいのは、保存状態が悪いもの、表示がよく分からないもの、体質や飲む目的に合わないものです。

水は、体に入れる回数が多いもの。
だからこそ、派手な宣伝よりも、ラベル、成分、保存方法を落ち着いて見ていきましょう。

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買ってはいけないミネラルウォーターは本当にある?

市販されているミネラルウォーターの多くは、食品としての基準に沿って製造・販売されています。
そのため、店頭に並んでいる水を見て、すぐに「これは危険」と決めつける必要はありません。

ただし、どんな水でも無条件に自分に合うとは限りません。

賞味期限が大きく過ぎているもの。
直射日光や高温の場所で長く保管されていたもの。
ラベルの表示が不自然なもの。
開封後に長時間放置されたもの。
硬度やナトリウム量が自分の体質に合わないもの。

こうした水は、毎日飲むものとしては避けたほうが安心です。

「買ってはいけない水」とは、特定のブランド名で決まるものではありません。
自分の体、飲む場面、保存状態に合っていない水のことです。

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ミネラルウォーターを選ぶ前に知っておきたい種類

ナチュラルウォーター

ナチュラルウォーターは、特定の水源から採水された地下水を原水とし、沈殿、ろ過、加熱殺菌以外の処理をしていない水です。

「自然な水」という印象がありますが、味や成分は採水地によって変わります。
やさしい口あたりのものもあれば、ミネラル感をしっかり感じるものもあります。

毎日飲むなら、まずは自分が飲みやすいと感じるかどうかが大切です。

ナチュラルミネラルウォーター

ナチュラルミネラルウォーターは、ナチュラルウォーターの中でも、地中を移動する間にミネラル成分が溶け込んだ地下水を原水とするものです。

スーパーやコンビニで「天然水」として売られている商品の多くは、この種類に近いイメージで見られています。

ただし、「天然」「自然」と書かれているからといって、すべての人に合うわけではありません。
硬度や味のクセは商品によって違います。

ミネラルウォーター

ミネラルウォーターは、ナチュラルミネラルウォーターを原水とし、品質を安定させるためにミネラル調整、ばっ気、複数の水源の混合などが行われているものです。

「天然そのままではないから悪い」ということではありません。
品質を安定させる目的で処理されているものもあります。

大切なのは、イメージだけで判断せず、ラベルに書かれた品名や成分を見ることです。

飲用水・ボトルドウォーター

ナチュラルウォーター、ナチュラルミネラルウォーター、ミネラルウォーター以外の容器入り飲用水は、飲用水やボトルドウォーターと表示されることがあります。

水道水や純水に近いもの、処理された水なども含まれるため、「ミネラルが豊富な天然水」をイメージして買うと、思っていたものと違うことがあります。

ラベルの品名を見るだけでも、その水の性格がかなり分かります。

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買う前に避けたいミネラルウォーターの特徴

賞味期限や保存状態が不安なもの

まず避けたいのは、賞味期限が大きく過ぎているものです。

ミネラルウォーターは未開封なら比較的長く保存できる商品ですが、賞味期限は品質を保てる目安として表示されています。
特に、防災用に長く置いていた水は、飲む前に期限を確認しましょう。

また、未開封でも高温の車内、直射日光の当たる場所、においの強いものの近くで長く保管されていたものは、味やにおいに違和感が出ることがあります。

安く売られている水でも、保管状態が分からないものは慎重に見たほうが安心です。

ラベル表示が分かりにくいもの

ミネラルウォーターを選ぶときは、ラベルの一括表示を確認しましょう。

見るポイントは、品名、原材料名、採水地、賞味期限、保存方法、販売者または製造者、輸入品なら原産国名です。

これらが極端に分かりにくいものや、日本語表示が不十分なものは、購入前に立ち止まったほうがいいです。

見た目がおしゃれでも、毎日飲む水として大切なのは中身の情報です。
ラベルを読んでも何の水なのか分からない商品は、無理に選ばなくてもよいでしょう。

「安全」「奇跡」「体が変わる」などを強く押し出すもの

水の宣伝には、印象的な言葉が使われることがあります。

安全。
奇跡。
特別。
体が変わる。
健康になる。
普通の水とは違う。

こうした言葉だけで惹かれてしまうこともありますが、飲み水に医薬品のような効果を期待しすぎるのは避けたいところです。

ミネラルウォーターは、日常の水分補給に使うものです。
病気が治る、体質が変わる、痩せる、肌が劇的に変わるといった期待で選ぶものではありません。

宣伝文句が強いほど、ラベルや公式情報を冷静に見ることが大切です。

体質に合わない硬水

硬水は、カルシウムやマグネシウムを多く含む水です。
海外のミネラルウォーターには硬水が多く、日本の軟水に慣れている人には飲みにくく感じることがあります。

硬水は悪い水ではありません。
ただし、胃腸が弱い人、普段あまり硬水を飲まない人、子どもに飲ませる場合などは、いきなり大量に飲むより少量から試したほうが安心です。

水は毎日飲むものなので、「体に良さそう」より「無理なく飲める」を優先しましょう。

ナトリウム量が自分に合わないもの

ミネラルウォーターの成分表には、ナトリウムが表示されていることがあります。

ナトリウムは体に必要なミネラルの一つですが、食事からも摂っています。
塩分を控えるように言われている人や、医師から食事管理の指示を受けている人は、ナトリウム量の多い水を毎日たくさん飲む前に確認したほうが安心です。

健康な人でも、味の面でナトリウムが多い水を飲みにくく感じることがあります。

「ミネラルが多いほど良い」と単純に考えず、今の自分に合うかどうかで選びましょう。

開封後に長く放置したもの

ペットボトルの水は、開封した瞬間から空気や口に触れる可能性があります。

特に、直接口をつけて飲んだボトルを常温で長く放置するのは避けたいところです。
一度開けた水は、できるだけ早めに飲み切りましょう。

持ち歩く場合も、夏場の車内やバッグの中で長時間ぬるくなった水は、無理に飲まず状態を確認してください。

水そのものより、開封後の扱いが問題になることもあります。

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ミネラルウォーターのラベルで見るべきポイント

品名を見る

まず見るべきなのは品名です。

ナチュラルウォーター。
ナチュラルミネラルウォーター。
ミネラルウォーター。
飲用水。
ボトルドウォーター。

この品名によって、原水や処理の考え方が違います。

「天然水」と大きく書かれている表面だけでなく、裏側の一括表示まで見ると、その水の正体が分かりやすくなります。

採水地を見る

採水地は、その水がどこで採られたものかを知るための大切な情報です。

国産なら都道府県や地域名、輸入品なら原産国名や採水地が書かれていることがあります。

採水地だけで良し悪しが決まるわけではありませんが、自分が毎日飲む水について、どこから来たものかを知っておくのは大切です。

硬度を見る

硬度は、水に含まれるカルシウムやマグネシウムの量に関係します。

硬度が低い水は軟水、硬度が高い水は硬水と呼ばれます。
日本の水は軟水が多く、口あたりがやわらかく飲みやすいと感じる人が多いです。

一方、硬水はミネラル感があり、独特の飲みごたえがあります。
好みに合う人もいますが、慣れていない人には重く感じることがあります。

毎日飲むなら、まずは軟水から選ぶと失敗しにくいです。

pHを見る

pHは、水が酸性寄りか、アルカリ性寄りかを見る数値です。

ただし、pHだけで「体に良い水」「悪い水」と判断するのはおすすめできません。

弱アルカリ性だから必ず健康に良い、酸性寄りだから必ず悪い、という単純な話ではありません。
飲み水として販売されているものは、食品としての基準や管理のもとで流通しています。

pHはあくまで水の特徴の一つとして見ておきましょう。

成分表を見る

成分表では、ナトリウム、カルシウム、マグネシウム、カリウムなどの量を確認できます。

味のクセ、硬度、飲みやすさは、この成分によって変わります。

ただし、ミネラルウォーターだけで栄養を補おうと考える必要はありません。
ミネラルは食事からも摂るものです。

水は水分補給のために選ぶ。
ミネラルは食事全体で考える。
このくらいの距離感がちょうどいいです。

目的別に選ぶミネラルウォーター

毎日飲むなら軟水

毎日の水分補給なら、飲みやすい軟水が無難です。

クセが少なく、常温でも飲みやすく、料理やお茶、コーヒーにも使いやすいです。
日本で売られている国産ミネラルウォーターには軟水が多いため、選びやすいのもメリットです。

「特別な水」よりも、自然に飲み続けられる水を選ぶほうが日常には向いています。

料理や赤ちゃんのミルクには軟水寄りを選ぶ

料理に使う水は、味に影響します。

和食、だし、ご飯、味噌汁、お茶には、クセの少ない軟水が合いやすいです。
硬水を使うと、料理によっては風味が変わることがあります。

赤ちゃんのミルクに使う水は、商品ごとの注意書きやミルクメーカーの案内を確認することが大切です。
迷う場合は、硬度の低い軟水を選び、必要に応じて医師や専門窓口に相談しましょう。

運動後や汗をかいた日は水だけにこだわりすぎない

汗をたくさんかいた日は、水分だけでなく塩分も失われます。

軽い水分補給ならミネラルウォーターで十分な場面もあります。
しかし、長時間の運動、屋外作業、暑い日の大量発汗では、水だけで済ませず、塩分や糖分を含む飲料も選択肢になります。

ミネラルウォーターは便利ですが、どんな場面でも万能ではありません。
汗の量や体調に合わせて選びましょう。

常温で飲みたいならクセの少ない水

冷たいと飲みやすい水でも、常温になると味のクセを感じることがあります。

職場や寝室に置いてこまめに飲むなら、常温でも飲みやすい水を選ぶのがおすすめです。

毎日の水分補給は、量よりも続けやすさが大切です。
おいしいと感じる水、手に取りやすい水を選びましょう。

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ミネラルウォーターと水道水、どちらがいい?

ミネラルウォーターと水道水は、どちらか一方が絶対に上というものではありません。

水道水は、水道法に基づく水質基準に沿って管理されています。
家庭で蛇口をひねればすぐ使えるため、コスト面でも便利です。

一方、ミネラルウォーターは、持ち運びや備蓄に便利で、味や硬度を選べる良さがあります。
災害時の備えとしても役立ちます。

日常では水道水。
外出時や備蓄、味にこだわりたいときはミネラルウォーター。
このように使い分けると無理がありません。

防災用にミネラルウォーターを買うときの注意点

賞味期限を見える場所に書いておく

防災用の水は、買っただけで安心してしまいがちです。

段ボールのまま押し入れに入れておくと、賞味期限を忘れてしまいます。
購入したら、箱の外側に賞味期限を大きく書いておくと管理しやすくなります。

スマホのカレンダーに、期限の半年前をメモしておくのもおすすめです。

直射日光と高温を避ける

備蓄水は、置き場所も大切です。

直射日光の当たる場所、夏場に高温になりやすい場所、においの強いものの近くは避けましょう。

ペットボトルは完全に無敵な容器ではありません。
長く保管するなら、暗くて温度変化の少ない場所を選ぶと安心です。

飲み慣れた水を備蓄する

防災用の水は、特別な水である必要はありません。

むしろ、普段から飲み慣れている水のほうが安心です。
非常時は心身に負担がかかるため、味のクセが強い水より、飲みやすい水のほうが向いています。

日常で飲みながら買い足すローリングストックにすると、期限切れも防ぎやすくなります。

ミネラルウォーターでよくある勘違い

高い水ほど体にいいとは限らない

価格が高い水には、採水地、輸送費、ボトルデザイン、ブランド価値などが含まれていることがあります。

高いから悪いわけではありません。
ただし、高いから必ず体に良いとも限りません。

毎日飲む水として大切なのは、自分の体に合っていて、続けやすく、安心して飲めることです。

ミネラルが多いほど良いとは限らない

ミネラルが多い水は、体に良さそうに見えます。

しかし、ミネラルが多いと味にクセが出たり、人によってはお腹に合わなかったりすることがあります。

水はサプリメントではありません。
ミネラルを補う目的だけで大量に飲むより、食事全体で栄養を整えるほうが自然です。

アルカリ性なら何でも良いわけではない

アルカリ性の水は、健康的なイメージで語られることがあります。

しかし、pHだけで水の価値は決まりません。
大切なのは、飲用として適切に管理されていること、ラベルが確認できること、自分が無理なく飲めることです。

「アルカリ性だから安心」と思い込みすぎないようにしましょう。

海外の水が危ないわけではない

海外製のミネラルウォーターには硬水が多く、国産の軟水に慣れている人には飲みにくいことがあります。

ただし、海外製だから危ないと決めつけるのは違います。
輸入品でも、正しく流通し、表示があり、状態よく保管されているものなら選択肢になります。

注意したいのは、原産国名や輸入者、賞味期限、保存状態が分かりにくい商品です。

買ってはいけないミネラルウォーターを避けるチェックリスト

購入前に、次のポイントを確認しておきましょう。

・賞味期限が大きく過ぎていない
・直射日光や高温の場所で保管されていない
・品名が確認できる
・採水地や原産国名が確認できる
・販売者、製造者、輸入者が分かる
・硬度が自分に合っている
・ナトリウム量が気になりすぎない
・宣伝文句が大げさすぎない
・開封後に早めに飲み切れるサイズである
・毎日飲んでも無理のない価格である

この中で一つでも気になる点があれば、無理に買わなくても大丈夫です。
水は選択肢が多いので、安心して飲めるものを選び直せます。

毎日の水選びは、怖がるよりラベルを見る

ミネラルウォーター選びで大切なのは、怖がりすぎることではありません。

「これは危険」
「あれは体に悪い」
「この水だけが特別」

そうした強い言葉に振り回されるより、ラベルを見るほうが確実です。

品名を見る。
採水地を見る。
硬度を見る。
成分を見る。
賞味期限と保存方法を見る。

それだけで、なんとなく選んでいた水が、自分に合うかどうか見えやすくなります。

毎日飲む水は、派手である必要はありません。
体にすっと入って、無理なく続けられて、安心して手に取れる。
それが、いちばん日常に合うミネラルウォーターです。

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出典

・全国清涼飲料連合会「ミネラルウォーター類(容器入り飲用水)の品質表示ガイドライン」
・神奈川県衛生研究所「ミネラルウォーター類の安全性について」
・環境省「健康のため水を飲もう」推進運動
・消費者庁「ミネラルウォーター類におけるPFASの規格基準について」

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