
ヒコロヒーは、一人コントを軸に活動する松竹芸能所属のピン芸人です。テレビ朝日の「キョコロヒー」をはじめとするバラエティ番組で知られる一方、ラジオパーソナリティー、ドラマ・映画への出演、コラム連載、書籍の刊行、脚本執筆など、表現の場を広げています。
芸人としてのネタだけでなく、番組内での会話や進行、文章作品、演技まで触れられることが、ヒコロヒーに関心を持つ人が多い理由の一つといえます。
ヒコロヒーはどんな芸人?
ヒコロヒーは愛媛県出身で、松竹芸能に所属するピン芸人です。公式プロフィールでは、趣味として競馬、麻雀、映画を挙げ、特技として盲牌、英語・韓国語の日常会話を記載しています。
コンビやグループではなく一人でネタを演じるスタイルで、コントを活動の中心に置いてきました。人物の設定や言葉のやり取りを積み重ねて見せるネタが特徴として紹介されており、舞台での単独公演も継続的に開催しています。
2024年には第十二回単独公演「括れば踊れば」、2025年には第十三回単独公演「spoiled」を開催しました。さらに2026年6月24日には、第十四回単独公演「燃える家」を同年10月30日・31日、11月1日に東京・飛行船シアターで開催することが発表されています。単独ライブは現在も、ヒコロヒーの芸人活動を支える重要な軸の一つです。
ヒコロヒーの芸風は一人コントが中心
人物像と言葉で場面を立ち上げるスタイル
ヒコロヒーの芸風は一人コントです。ラジオ番組の人物紹介では、世界観や台詞で見せるコントを行うピン芸人として紹介されています。一人で複数の人物や状況を演じ分けるため、設定そのものに加え、会話の間合いや言葉の選び方もネタの要素になります。
松竹芸能の公式YouTubeチャンネルでは、「お見舞い」「村の生贄」「懺悔室」などのコント動画が公開されています。テレビでのトークから興味を持った場合は、映像でネタに触れることで、舞台を中心に築いてきた表現を知る手がかりになります。
単独公演を重ねてきたピン芸人
単独公演の実績は、ヒコロヒーの活動を理解するうえで欠かせません。近年だけでも、第十二回「括れば踊れば」、第十三回「spoiled」と公演を重ね、2026年には第十四回「燃える家」の開催も決定しています。テレビ出演が増えた現在も、自らのコントを届ける単独公演を継続していることがわかります。
テレビ出演の印象が強い人も多いかもしれませんが、単独ライブと一人コントが基盤にあり、そのうえで番組出演や他分野の仕事へ活動を広げている人物です。
芸人としての経歴と主な評価
ヒコロヒーは近畿大学の落語研究会に所属し、学園祭をきっかけに松竹芸能にスカウトされたと紹介されています。その後、松竹芸能大阪養成所を経て、2011年にデビューしました。
賞レースでは、日本テレビ「女芸人No.1決定戦 THE W」で2017年から2020年まで4年連続で準決勝に進出し、2021年の「R-1グランプリ」でも準決勝に進出しています。また、フジテレビ「IPPONスカウト」では第4回予選会の決勝進出、テレビ朝日「ぷっすま」第2回フリップ芸選手権では最優秀フリップ芸人に選ばれています。
芸人としての活動に加え、2023年には「GQ MEN OF THE YEAR 2023」のブレイクスルー・エンターテイナー賞を受賞。短編小説集『黙って喋って』は2025年に第31回島清恋愛文学賞を受賞しました。笑いの舞台にとどまらず、文章表現でも評価を受けている点が特徴です。
代表的な出演番組と近年の活動
「キョコロヒー」で見せるMC・トーク
代表的な番組の一つが、テレビ朝日の「キョコロヒー」です。齊藤京子と出演する冠番組で、ヒコロヒーはダブルMCの一人として参加しています。コントとは異なる、会話の流れに応じた受け答えや番組進行に触れられる番組です。
このほか、フジテレビ「全力!脱力タイムズ」、日本テレビ「踊る!さんま御殿!!」「有吉の壁」、テレビ東京「ゴッドタン」「あちこちオードリー」など、多くのバラエティ番組への出演歴があります。
テレビ・ラジオのレギュラー出演
松竹芸能の公式プロフィールでは、NHK「NHK短歌」、テレビ朝日「キョコロヒー」、日本テレビ「X秒後の新世界」、TOKYO FM「トーキョー・エフエムロヒー」などがレギュラー情報として掲載されています。日本テレビ「一茂×かまいたち ゲンバ」にはナレーションで出演しています。
テレビ画面での出演だけでなく、声で伝えるラジオやナレーションにも活動領域があるため、媒体ごとに異なる表現を見られる点も特徴です。
俳優・脚本・執筆への広がり
ヒコロヒーは俳優としても活動しています。ドラマでは「#家族募集します」「ミステリという勿れ」「だが、情熱はある」「キャスター」、映画では『大名倒産』『カラオケ行こ!』などへの出演が案内されています。
さらに、朝日放送の「トーキョーカモフラージュアワー」では脚本を担当しました。連載ではBRUTUS「ヒコロヒーの直感的社会論」、毎日新聞の書評欄「話題の本」に名を連ねています。著書には『きれはし』『黙って喋って』があります。また、初のエッセイ集『きれはし』は文庫化され、2026年8月7日に朝日文庫から発売予定です。芸人としての活動だけでなく、文章表現の分野でも継続的に作品を発表しています。
芸人、出演者、書き手、脚本家という複数の顔を持つことが、ヒコロヒーを知る際のポイントです。出演予定や公式発信を追いたい場合は、松竹芸能のヒコロヒー公式プロフィール、またはオフィシャルサイト「hotel hiccorohee」で確認できます。
ヒコロヒーが注目される理由
ヒコロヒーが注目される背景には、一人コントという芸人としての土台を持ちながら、テレビのMCやトーク、ラジオ、演技、執筆へ活動を広げていることがあります。
「キョコロヒー」などの番組で見せる会話と、単独ライブでのコント、書籍やコラムでの文章は同じものではありません。それぞれの媒体で異なる仕事に取り組んでいるため、どこから知った人でも別の活動に興味を広げやすい存在といえるでしょう。
まずはバラエティ番組で話しぶりに触れ、次にコント動画や単独公演の情報を見ていくと、ピン芸人としての活動と幅広い表現の両方を捉えやすくなります。
出典
- 松竹芸能株式会社
- 株式会社SKIYAKI
- radiko
- 松竹芸能株式会社のプレスリリース









