
「60歳を過ぎると、マクドナルドが安くなるらしい」
そんな話を聞いても、レジで尋ねるのは少し勇気がいります。
もし対象外だったら恥ずかしい。身分証明書を出す必要があるのかも分からない。コーヒーが無料になるという話も見かけるけれど、本当にどの店舗でも使えるのでしょうか。
先に結論をお伝えすると、マクドナルド公式サイトでは、年齢だけを条件とした全国共通のシニア割引制度は確認できません。
ただし、年齢に関係なく使えるクーポンやポイント制度は充実しています。知らずに通常価格で買い続けるより、使える仕組みだけを押さえておくほうが確実です。
気になる内容からチェック
マクドナルドに全国共通のシニア割引はある?
現在、マクドナルド公式サイトや公式アプリでは、60歳以上や65歳以上を対象とした全国共通のシニア割引は案内されていません。
そのため、年齢を証明するだけで次のような特典を受けられるとは限りません。
- コーヒーが無料になる
- ハンバーガーやセットが割引される
- 60歳以上なら会計が安くなる
- シニア専用のクーポンがもらえる
少なくとも、全国どの店舗でも同じ条件で利用できる制度としては確認できません。
「自分も対象かもしれない」と思って身分証明書を用意しても、通常の店舗では使う場面がない可能性があります。
店舗独自のサービスは全国制度とは別
商業施設や地域の店舗では、独自のキャンペーンや施設会員向けの優待が行われる可能性があります。
ただし、それは全国共通のシニア割引とは別のものです。
店頭ポスターや商業施設の会員案内などでシニア向けの特典を見かけた場合は、次の3点を確認しておきましょう。
- 対象となる年齢
- 利用できる曜日や時間
- 対象商品と必要な証明書
インターネットで見かけた情報を、そのまま最寄りの店舗でも使えると思い込まないことが大切です。
「コーヒー無料」「60歳以上で割引」という情報はなぜ広がった?
マクドナルドのシニア割引を検索すると、コーヒー無料やセット割引といった情報が見つかることがあります。
こうした情報が広がる理由の一つは、特定店舗のサービスと全国共通の制度が混同されやすいことです。
ある店舗で一時的に行われたサービスが、別の記事へ引用されるうちに「マクドナルド全店で利用できる制度」のように見えてしまうことがあります。
割引制度やクーポンは変更されるため、古い記事ほど注意が必要です。
レジへ行ってから困らないためにも、公式アプリや利用予定店舗の案内を基準に判断しましょう。
60歳以上でも使える、確実なお得は3つある
シニア限定の制度がなくても、マクドナルドを安く利用する手段はあります。
年齢確認も特別な申請も必要ありません。
1.公式アプリのクーポンを確認する
最初に確認したいのは、マクドナルド公式アプリのクーポンです。
バーガー、ポテト、ナゲット、ドリンク、セットメニューなど、その時期に配信されている商品を通常価格より安く購入できます。
利用方法は難しくありません。
- 公式アプリを開く
- クーポンの一覧を見る
- 食べたい商品を選ぶ
- 店頭でクーポン番号を提示するか、モバイルオーダーで注文する
クーポンの内容は入れ替わるため、「前回あった商品が今回もある」とは限りません。
店舗へ向かう前に、その日に使えるクーポンを確認しておくと安心です。
2.Myマクドナルド リワードでポイントを貯める
マクドナルド公式アプリには、「Myマクドナルド リワード」というポイント制度があります。
エントリー後の対象購入では、購入金額10円につき1ポイントが貯まります。
たとえば、1,000円分を購入すると100ポイントです。
貯まったポイントは、そのまま現金のように会計へ使うのではなく、無料クーポンや割引クーポンなどの特典へ交換します。
利用するには、公式アプリで事前にエントリーしておく必要があります。参加前の買い物はポイントの対象にならないため、注文する前に設定を済ませておきましょう。
店頭で注文する場合も、アプリのポイント獲得コードや対象のクーポンを提示することでポイントを貯められます。
3.KODOアンケートでクーポンを受け取る
マクドナルドを利用した後は、公式アプリのKODOアンケートも確認してみましょう。
利用した店舗や注文内容について回答すると、翌日までにアプリへクーポンが届きます。
回答できる回数や利用条件には決まりがありますが、普段からマクドナルドを利用する人にとっては、無理なく使いやすい仕組みです。
「次に来たとき、少しだけ得をする」
そのくらいの気持ちで続けると、クーポンを使うこと自体が負担になりません。
スマートフォンの操作が苦手でも大丈夫?
クーポンを使いたくても、スマートフォンの小さな文字や複雑な画面が苦手という人もいるでしょう。
最初からすべての機能を使いこなす必要はありません。
まずは公式アプリを開き、「クーポン」の画面を見るところから始めてみてください。
モバイルオーダーやポイント交換まで一度に覚えようとすると、かえって面倒に感じてしまいます。
初回の会員登録やログインだけ家族に手伝ってもらい、普段は次の2つだけ使うのも一つの方法です。
- 来店前にクーポンを見る
- 会計時にポイント獲得コードを見せる
慣れてきたら、KODOやモバイルオーダーを使えば十分です。
割引を受けるために疲れてしまっては、本末転倒です。自分が無理なく使える機能だけ選びましょう。
セットを注文すれば必ずお得とは限らない
マクドナルドでは、セットを選んだほうが必ず安いとは限りません。
ポテトやドリンクをすべて食べ切れない場合は、バーガーと飲み物を単品で注文したほうが、自分に合うこともあります。
反対に、バーガー、サイドメニュー、ドリンクをすべて注文する予定なら、セットやクーポンを利用したほうが安くなる可能性があります。
値段だけでなく、食べたい量から選ぶことが大切です。
「安いから多く頼む」のではなく、「食べたいものを必要な分だけ頼む」。
そのほうが、財布にも体にもやさしい使い方になります。
マクドナルドのシニア割引に関するよくある疑問
60歳以上ならコーヒーが無料になりますか?
全国共通の制度として、60歳以上を対象にコーヒーを無料提供するサービスは確認できません。
店舗独自の案内を見かけた場合は、その店舗へ直接確認してください。
65歳以上なら割引されますか?
年齢だけを条件とした全国共通の割引は確認できません。
60歳、65歳、70歳など、年齢によって公式メニューの価格が変わる制度も案内されていません。
身分証明書は必要ですか?
全国共通のシニア割引が確認できないため、通常の注文で年齢を証明する必要はありません。
店舗独自の優待を利用する場合は、店頭に記載された条件に従ってください。
シニア専用のクーポンはありますか?
公式アプリで、年齢を条件とした常設のシニア専用クーポンは確認できません。
通常の公式アプリクーポンは、年齢に関係なく利用できます。
アプリのクーポンとポイントは一緒に使えますか?
対象となる公式アプリクーポンを使って購入しながら、Myマクドナルド リワードのポイントを貯めることができます。
特典の利用条件は変更されることがあるため、注文時にアプリ内の表示を確認してください。
年齢ではなく、使える仕組みを知っている人が少し得をする
マクドナルドには、全国共通のシニア割引は確認できません。
けれど、「シニア割引がないなら損をする」と考える必要もありません。
公式アプリのクーポン、Myマクドナルド リワード、KODOアンケートは、年齢に関係なく利用できます。
若い人だけがアプリを使うものだと遠慮しなくて大丈夫です。
難しい機能をすべて覚えなくても、来店前にクーポンを一度見るだけで、いつもの注文が少し安くなる可能性があります。
レジで使えない割引を尋ねて気まずい思いをするより、確実に使えるお得を一つずつ選ぶ。
それが、これからも気軽にマクドナルドを楽しむための、いちばん安心できる選択です。
出典
- 日本マクドナルド公式サイト
- 日本マクドナルド公式アプリ
- Myマクドナルド リワード
- マクドナルド公式KODO
- マクドナルド公式よくあるご質問









