
納豆に砂糖を入れると聞いて、驚いた人も多いのではないでしょうか。
「気持ち悪い」「甘い納豆なんて無理」と感じる人もいれば、「子どもの頃から普通に食べていた」という人もいます。
実は、納豆に砂糖を入れる食べ方は、北海道や東北など一部地域で知られている食べ方です。
納豆に砂糖を少し加えると、甘じょっぱい味になるだけでなく、粘りが強く感じられることがあります。
ただし、健康効果を期待してたくさん入れるものではありません。
砂糖は糖質とカロリーがあるため、入れるなら少量で十分です。
この記事では、納豆に砂糖を入れる理由、どの地域で食べられているのか、入れる量の目安、おいしく食べるコツ、注意点までわかりやすく紹介します。
気になる内容からチェック
- 1 納豆に砂糖を入れる地域はどこ?
- 2 なぜ納豆に砂糖を入れるの?
- 3 砂糖で粘りが強くなる
- 4 甘じょっぱい味になる
- 5 寒い地域の食文化として残った
- 6 納豆に砂糖を入れると健康にいい?
- 7 納豆に砂糖を入れる量の目安
- 8 砂糖のカロリーと糖質に注意
- 9 納豆に砂糖を入れる作り方
- 10 納豆に砂糖を入れるおすすめアレンジ
- 11 砂糖しょうゆ納豆
- 12 砂糖ねぎ納豆
- 13 砂糖からし納豆
- 14 砂糖大根おろし納豆
- 15 砂糖きりざい風
- 16 納豆に砂糖は気持ち悪い?
- 17 納豆に砂糖を入れるときの注意点
- 18 入れすぎない
- 19 健康効果を期待しすぎない
- 20 ワルファリン服用中の人は納豆に注意
- 21 生卵との組み合わせは気にしすぎなくていい?
- 22 納豆は熱々ごはんにのせてもいい?
- 23 納豆は朝と夜どちらがいい?
- 24 よくある質問
- 25 まとめ
納豆に砂糖を入れる地域はどこ?
納豆に砂糖を入れる食べ方は、北海道や東北地方、新潟県の一部などで知られています。
特に、秋田県や山形県、新潟県などでは、納豆に砂糖を加える食文化が話題になることがあります。
ただし、その地域に住む人全員が砂糖を入れているわけではありません。
同じ県内でも、家庭によって食べ方は違います。
「北海道ではみんな納豆に砂糖を入れる」
「東北では必ず砂糖を入れる」
このように断定するよりも、一部地域や家庭で親しまれている食べ方と考えるのが自然です。
納豆は地域や家庭ごとの食べ方が出やすい食品です。
からしを入れる人、卵を入れる人、ねぎを入れる人、大根おろしを入れる人がいるように、砂糖を入れる食べ方もそのひとつです。
なぜ納豆に砂糖を入れるの?
納豆に砂糖を入れる理由は、大きく分けると3つあります。
粘りを強く感じやすくなること。
甘じょっぱい味になること。
地域や家庭の食文化として受け継がれてきたことです。
砂糖で粘りが強くなる
納豆に砂糖を入れてよく混ぜると、粘りが強く感じられることがあります。
これは、砂糖が水分を抱え込みやすい性質を持っているためです。
納豆の水分を砂糖が抱え込むことで、粘りが増したように感じられると考えられています。
実際に試してみると、砂糖を入れない納豆より、糸が強く伸びるように感じる人もいます。
納豆のネバネバが好きな人にとっては、砂糖を少し入れることで食感が楽しくなるかもしれません。
甘じょっぱい味になる
納豆に砂糖だけを入れると、かなり甘く感じます。
しかし、砂糖としょうゆ、または付属のたれを合わせると、甘じょっぱい味になります。
この甘じょっぱさが、ごはんに合うと感じる人もいます。
たれ付きの納豆にも、砂糖や糖類が使われていることがあります。
そのため、完全に珍しい味というより、いつもの納豆のたれを少し甘くしたような感覚に近いです。
いきなり多く入れると甘さが強くなりすぎるため、まずは少量から試すのがおすすめです。
寒い地域の食文化として残った
寒い地域では、甘めの味付けや濃いめの味付けが好まれる料理もあります。
納豆に砂糖を入れる食べ方も、そうした地域の味の好みや家庭料理の流れの中で広まったと考えられます。
また、昔は今ほど納豆の品質や流通環境が安定していなかったため、粘りや味を補う工夫として砂糖を加えていたという見方もあります。
現在では、健康目的というより、地域の味・家庭の味として楽しむ食べ方と考えるのがよいでしょう。
納豆に砂糖を入れると健康にいい?
納豆に砂糖を入れることで、納豆そのものの栄養が大きく増えるわけではありません。
砂糖を入れると、甘さと粘りは変わります。
しかし、「砂糖を入れると納豆菌の働きが強くなって健康効果が高まる」と断定するのは避けた方がよいです。
納豆は、たんぱく質、食物繊維、ビタミンK、ビタミンB2などを含む食品です。
砂糖は主にエネルギー源となる糖質です。
つまり、砂糖を入れることで増えるのは、基本的には甘さと糖質です。
健康のために砂糖をたくさん入れるというより、味の変化として少量楽しむ食べ方と考えましょう。
納豆に砂糖を入れる量の目安
初めて納豆に砂糖を入れるなら、ほんの少しから始めるのがおすすめです。
目安は、納豆1パックに対して小さじ4分の1〜小さじ2分の1ほどです。
甘い味が好きな人でも、最初から小さじ1杯以上入れると、かなり甘く感じることがあります。
おすすめは次の順番です。
まず、納豆を軽く混ぜる。
砂糖をひとつまみ入れる。
さらによく混ぜる。
しょうゆや付属のたれを少し加える。
味を見て、足りなければ少しだけ足す。
このくらいから始めると、失敗しにくいです。
砂糖のカロリーと糖質に注意
砂糖は少量でもカロリーと糖質があります。
文部科学省の食品成分データベースでは、上白糖は100gあたり391kcalです。
小さじ1杯を約3gとすると、砂糖小さじ1杯はおよそ12kcalです。
たった小さじ1杯なら大きな量ではありませんが、毎日食べる場合は積み重なります。
甘い飲み物やお菓子をよく食べる人、糖質を控えている人、体重管理をしている人は、砂糖の量を控えめにしましょう。
納豆に砂糖を入れるなら、「甘くする」より「粘りと甘じょっぱさを少し足す」くらいがちょうどよいです。
納豆に砂糖を入れる作り方
納豆に砂糖を入れる作り方は簡単です。
用意するものは、納豆、砂糖、しょうゆ、または付属のたれだけです。
基本の作り方
納豆を容器に入れます。
まずは何も入れずに軽く混ぜます。
砂糖をひとつまみから小さじ2分の1ほど加えます。
粘りが出るまでよく混ぜます。
最後にしょうゆ、または付属のたれを少しずつ加えます。
もう一度混ぜて完成です。
ポイントは、先に砂糖を入れてよく混ぜることです。
しょうゆやたれを先に入れるより、砂糖をなじませてから味を整える方が、粘りを感じやすくなります。
甘さを抑えたい場合
甘さを抑えたい場合は、砂糖をひとつまみにします。
しょうゆやからし、ねぎを加えると、甘さがほどよく引き締まります。
「甘い納豆は苦手だけど試してみたい」という人は、砂糖をごく少量にして、しょうゆを少し多めにすると食べやすいです。
子ども向けにする場合
子どもが納豆のにおいや苦味を苦手に感じる場合、砂糖を少し入れると食べやすくなることがあります。
ただし、甘くしすぎる必要はありません。
小さじ4分の1ほどから始めて、味に慣れるかどうかを見ましょう。
納豆に慣れてきたら、砂糖を減らしていくのもよい方法です。
納豆に砂糖を入れるおすすめアレンジ
砂糖入り納豆は、単体で食べてもよいですが、食材を少し加えるとより食べやすくなります。
砂糖しょうゆ納豆
一番シンプルなのが、砂糖としょうゆを合わせる食べ方です。
甘さと塩気のバランスが取れ、ごはんに合わせやすくなります。
初めて試すなら、砂糖は少なめ、しょうゆも少なめから始めましょう。
付属のたれを使う場合は、もともと甘みがあるため、砂糖はひとつまみで十分です。
砂糖ねぎ納豆
砂糖入り納豆に刻みねぎを加えると、甘さがやわらぎます。
ねぎの香りが加わることで、納豆らしい風味も残ります。
甘いだけでは物足りない人におすすめです。
砂糖からし納豆
砂糖を入れた納豆にからしを加えると、甘さと辛さのバランスが出ます。
甘じょっぱさに少し刺激が加わり、大人向けの味になります。
からしは少量から入れましょう。
砂糖大根おろし納豆
大根おろしを加えると、さっぱり食べやすくなります。
砂糖の甘さが気になる人にも向いています。
ごはんにのせても、単体で小鉢として食べても合います。
砂糖きりざい風
新潟県魚沼地方の郷土料理として知られる「きりざい」は、刻んだ野菜や漬物と納豆を混ぜる料理です。
ここに砂糖を少し加える食べ方もあります。
たくあん、野沢菜、きゅうり、にんじんなどを細かく刻んで納豆に混ぜると、食感が楽しくなります。
砂糖を入れる場合は、漬物の塩気とのバランスを見ながら少量にしましょう。
納豆に砂糖は気持ち悪い?
納豆に砂糖を入れる食べ方は、慣れていない人にはかなり意外です。
「気持ち悪い」と感じる人がいても不思議ではありません。
ただ、味としては、甘い納豆というより、甘じょっぱい納豆に近いです。
みたらし団子、甘い卵焼き、すき焼き、甘めの煮物が好きな人なら、意外と受け入れやすいかもしれません。
反対に、納豆はからしとしょうゆで食べたい人、甘いおかずが苦手な人には合わない可能性があります。
無理に好きになる必要はありません。
気になる人は、まず納豆1パックではなく、少量だけ取り分けて試すと安心です。
納豆に砂糖を入れるときの注意点
納豆に砂糖を入れる食べ方は面白いですが、注意したいこともあります。
入れすぎない
砂糖を入れすぎると、納豆本来の味がわかりにくくなります。
また、糖質やカロリーも増えます。
毎日食べるなら、ひとつまみから小さじ2分の1程度に抑えると続けやすいです。
健康効果を期待しすぎない
砂糖入り納豆は、あくまで食べ方のひとつです。
砂糖を入れることで納豆の健康効果が大きく高まると考える必要はありません。
健康を意識するなら、砂糖を足すことよりも、食事全体のバランスを整えることが大切です。
ワルファリン服用中の人は納豆に注意
ワルファリンを服用している人は、納豆の摂取に注意が必要です。
納豆にはビタミンKや納豆菌が含まれており、ワルファリンの作用を弱めてしまう可能性があるためです。
PMDAでは、ワルファリンを飲んでいる人は納豆の摂取を控える必要があると案内しています。
服薬中の人は、自己判断せず、医師や薬剤師に相談してください。
生卵との組み合わせは気にしすぎなくていい?
納豆と生卵の組み合わせについて、「相性が悪い」と言われることがあります。
これは、卵白に含まれるアビジンが、納豆に含まれるビオチンと結びつくためです。
ただし、通常の食事でたまに食べる程度なら、過度に心配しすぎる必要はありません。
気になる場合は、卵黄だけを使う、卵を加熱する、毎日大量に食べ続けないなどの工夫をするとよいでしょう。
納豆は熱々ごはんにのせてもいい?
納豆をごはんにのせて食べる人は多いです。
ただ、熱々のごはんにのせると、一部の成分は熱の影響を受けることがあります。
とはいえ、家庭で普通に食べる範囲なら、納豆をごはんにのせる食べ方を過度に避ける必要はありません。
栄養を意識するなら、ごはんを少し冷ましてからのせる、または納豆を別皿で食べるのもよいでしょう。
おいしく続けられる食べ方を選ぶことが大切です。
納豆は朝と夜どちらがいい?
納豆は朝に食べても夜に食べてもかまいません。
「夜に食べると絶対に健康にいい」と断定するより、自分の生活リズムに合わせて続けやすい時間に食べるのが現実的です。
朝ごはんに納豆を食べると、手軽にたんぱく質を足せます。
夜ごはんに納豆を食べると、副菜として取り入れやすくなります。
大切なのは、時間帯よりも食事全体のバランスです。
よくある質問
納豆に砂糖を入れる地域はどこですか?
北海道、東北地方、新潟県の一部などで知られている食べ方です。
ただし、その地域の人全員が食べているわけではありません。
家庭や好みによって違います。
納豆に砂糖を入れると何が変わりますか?
粘りが強く感じられ、甘じょっぱい味になります。
砂糖には水分を抱え込みやすい性質があるため、納豆の粘りが増したように感じられることがあります。
納豆に入れる砂糖の量はどれくらいですか?
初めてなら、ひとつまみから小さじ2分の1ほどがおすすめです。
甘さが足りなければ少しずつ足しましょう。
最初から多く入れると甘くなりすぎることがあります。
納豆に砂糖を入れると健康にいいですか?
砂糖を入れることで、納豆の栄養が大きく増えるわけではありません。
味や粘りを楽しむ食べ方として考えるのが自然です。
健康を意識するなら、砂糖の入れすぎには注意しましょう。
納豆に砂糖としょうゆを入れてもいいですか?
合います。
砂糖だけだと甘さが強く出やすいですが、しょうゆを加えると甘じょっぱくなり、ごはんに合わせやすくなります。
付属のたれを使う場合は、もともと甘みがあるため、砂糖は少なめで十分です。
納豆に砂糖を入れるとまずいですか?
好みによります。
甘いおかずが好きな人には合いやすいですが、納豆は辛子やしょうゆで食べたい人には違和感があるかもしれません。
少量だけ取り分けて試すのがおすすめです。
まとめ
納豆に砂糖を入れる食べ方は、北海道や東北地方、新潟県の一部などで知られている食べ方です。
最初は驚くかもしれませんが、砂糖としょうゆを合わせると、甘じょっぱい味になり、ごはんにも合いやすくなります。
砂糖を入れることで粘りが強く感じられることもあります。
ただし、砂糖を入れることで納豆の健康効果が大きく高まるわけではありません。
砂糖は糖質とカロリーがあるため、入れるなら少量で十分です。
まずは納豆1パックに対して、ひとつまみから小さじ2分の1ほど。
それでも甘さや粘りの変化は感じられます。
「納豆に砂糖なんて気持ち悪い」と思う人も、一度だけ少量で試してみると印象が変わるかもしれません。
合わなければ、いつもの食べ方に戻せば大丈夫です。
納豆の食べ方に正解はありません。
からしでも、ねぎでも、卵でも、砂糖でも。
自分がおいしいと思える食べ方で、無理なく楽しむのが一番です。