
結論からいうと、setlog(セットログ)は、30代・40代・50代でも楽しめる日常記録型のSNSです。若い世代を中心に話題になっていますが、流行に合わせて毎時間投稿する必要はありません。自分だけの動画日記として使う、家族や親しい友人との小さなグループで共有するなど、目的を絞れば年齢を問わず取り入れやすいサービスです。
setlogの特徴は、約2秒の短い動画を撮りため、1日の出来事をVlogとして振り返れることです。凝った編集を前提としないため、「SNS用にきれいな動画を作るのは苦手」「写真は撮るけれど、見返す機会が少ない」という人にも向いています。
setlog(セットログ)とは?短い動画で1日を残すVlogアプリ
setlogは、日常の短い動画を記録・共有するためのVlogアプリです。setlogでは、そのときの様子を約2秒の短い動画で撮影し、1日分の記録をVlogとしてまとめられます。以前は1時間に1回という撮影スタイルが特徴でしたが、2026年7月17日のアップデートで時間制限が撤廃され、現在はより自由なタイミングで記録できるようになっています。1日の区切りは午前4時から翌日の午前4時までです。
日本ではZ世代や10〜20代を中心に利用が広がり、2026年7月にはApp Storeのソーシャルネットワーキングカテゴリで上位に表示されるなど、注目を集めています。ただし、setlogは不特定多数に向けて発信することよりも、選んだ相手と日常の断片を共有したり、自分の記録として残したりする使い方に軸があります。
App Storeでは開発元が「new chat」と表示されており、アプリは無料で提供されています。年齢制限は13歳以上です。App Storeのsetlog配信ページでは、対応端末や最新のアプリ情報を確認できます。
setlogでできることと主な特徴
約2秒の動画を積み重ねてVlogにする
撮影する動画が短いため、朝の空、通勤・通学途中の景色、昼食、趣味の時間、帰宅後のひとコマなどを気軽に残せます。動画編集の経験がなくても、記録を重ねることで、その日の流れがわかるVlogになります。
現在は1時間ごとの撮影制限がないため、すべての時間帯を埋める必要はありません。残したい瞬間を自分のペースで記録する使い方ができます。
ログ(グループ)で同じ時間帯の日常を見られる
setlogでは「ログ」と呼ばれるグループを作り、招待したメンバーと動画を共有できます。ログは最大20人までの友人を招待でき、それぞれが同じ時間帯に撮影した動画を並べて見られる仕組みです。
例えば、離れて暮らす友人同士で普段の様子をゆるく共有したり、旅行やイベントの日に参加者それぞれの視点を残したりする楽しみ方があります。動画にはコメントやリアクションを付けられるため、短い記録をきっかけに会話することもできます。
1人でも動画日記として使える
誰かを招待しなくても、自分だけのVlogとして利用できます。毎日続ける必要はなく、散歩をした日、料理をした日、趣味の集まりがあった日など、残したい日にだけ使う方法もあります。
完成したVlogは端末に保存したり、ほかのSNSで共有したりできます。外部SNSへ投稿する場合は、setlog内のグループ共有とは別に、公開先の設定や映り込みを確認しましょう。
写真を送る「zip」機能もある
setlogには、特定の友人へその場で撮影した写真を送る「zip」機能があります。ログのように動画を記録する用途とは異なり、瞬間的なやり取りに使う機能です。送られた写真は1回だけ見られる仕様とされています。
setlogの基本的な使い方
- アプリをインストールして登録する
App StoreまたはGoogle Playでアプリを探し、画面の案内に沿って登録します。 - カメラと通知の扱いを確認する
動画を撮るにはカメラへのアクセスが必要です。通知を受け取ると撮影のきっかけになりますが、生活リズムに合わない場合は端末側も含めて通知の扱いを見直します。 - 自分だけで記録するか、ログを作るかを決める
最初からグループを作らず、個人記録として試すこともできます。共有したい場合はログを作成し、信頼できる相手だけを招待します。 - 残したい瞬間に短い動画を撮る
通知が来たタイミングや、撮りたいときに短い動画を撮影します。内側・外側のカメラを使い分けられます。 - 1日のVlogを見返す
撮影した動画は時系列でまとまり、あとからその日の流れを振り返れます。保存や外部共有をする場合は、内容を見直してから操作します。
30代・40代・50代が無理なく楽しむ使い方
setlogを「若者向けのSNSだから」と構える必要はありません。大人世代では、投稿頻度や交流量を増やすことよりも、何のために残すかを先に決めると続けやすくなります。
自分の暮らしを残す動画日記として使う
庭やベランダの植物、散歩道、料理、読書、ペット、運動、週末の外出など、数秒の動画でも後から見返すと生活の変化がわかります。写真フォルダに埋もれがちな日常を、1日単位の動画として見返したい人に向く使い方です。
家族や親しい友人との近況共有に使う
遠方の家族、学生時代からの友人、趣味の仲間など、すでに関係性のある少人数で始める方法です。「返信しなければならない連絡」ではなく、短い近況を置いておく場として使えば、負担を抑えやすいでしょう。
ただし、家族や友人であっても、顔を出すことや自宅の様子を共有することに抵抗がないかは人によって異なります。最初に「何を撮ってよいか」「子どもや同居家族を映してよいか」を話しておくと、行き違いを減らせます。
旅行やイベントの日だけ使う
毎日の利用が負担なら、旅行、ライブ、同窓会、家族の集まりなど、思い出を残したい日に限定するのも選択肢です。同じ場所にいても、参加者ごとに見ていたものは異なります。短い動画を並べることで、写真とは違う思い出の残し方になります。
始める前に知っておきたい注意点
招待制でも、映像の内容には注意する
ログは招待したメンバーで共有する仕組みですが、動画に映った情報そのものには注意が必要です。自宅の外観、住所がわかる郵便物、勤務先の資料、車のナンバープレート、子どもの顔、他人の会話などが映り込む可能性があります。
撮影前に背景を少し確認し、他人が写る場面では本人の意向を尊重しましょう。仕事中や施設内では、撮影自体が認められていない場合もあります。
通知に生活を急かされないようにする
短い動画を残すことが楽しくても、通知のたびに撮影しようとすると負担になることがあります。撮れない時間があっても問題ないと考え、忙しい日や休みたい日はアプリから離れる余白を持つことが大切です。
App Storeのレビューには、通知の多さを負担に感じる声もあります。通知設定やアプリの仕様は更新で変わることがあるため、使い始めた後も端末とアプリ内の設定を確認してください。
外部SNSへの共有は公開範囲を別途確認する
setlog内では少人数のログに投稿していた動画でも、Instagram、TikTok、Xなどへ共有すれば見られる範囲が変わります。旅行先、生活圏、人間関係が推測される内容は、投稿先の公開設定を確認してから共有するのが無難です。
setlogは「毎日投稿するSNS」ではなく、目的で選ぶと使いやすい
setlogは、2秒ほどの動画を通じて日常を残し、親しい人と共有できるアプリです。流行しているから始めるというよりも、「動画日記を作りたい」「遠方の家族と軽く近況を分け合いたい」「イベントの思い出を複数の視点で残したい」といった目的がある人に向いています。
30代・40代・50代でも、全員とつながる必要はありません。まずは自分だけの記録、または信頼できる少人数とのログから始め、通知や共有範囲が自分に合うかを確かめるとよいでしょう。
出典
- setlog / App Store
- ITmedia NEWS
- TBS NEWS DIG
- We Love Social









