
元プロゲーマーで、現在は配信者として活動しているたぬかなさん。
かつては格闘ゲーム『鉄拳』シリーズのプレイヤーとして注目され、日本の女性プロゲーマーの一人として知られていました。
一方で、2022年には配信中の発言が大きな炎上となり、所属していたCYCLOPS athlete gamingとの選手契約が解除されています。
その後、約1年間の活動休止を経て、たぬかなさんはTwitchを中心とした配信者として復帰しました。
現在は、毒舌トークや相談系の雑談配信、書籍出版など、プロゲーマー時代とは異なる形で活動を続けています。
この記事では、たぬかなさんの現在、炎上した理由、契約解除の経緯、復帰後の活動について整理します。
気になる内容からチェック
たぬかなの現在は?
たぬかなさんは現在、元プロゲーマーという肩書きを持ちながら、Twitchなどで雑談配信を行う配信者として活動しています。
公式Xのプロフィールでは、不定期の配信先としてTwitchアカウントが案内されており、「スナックたぬかな」に関するアカウントも掲載されています。
また、2024年11月15日には、初の著書『社会的弱者との生配信ルポ』が星天出版から発売されました。
星天出版の公式ページでは、同書について、たぬかなさんの「ベスト生配信」と書き下ろしエッセイを収録した書籍と紹介されています。
つまり現在のたぬかなさんは、競技シーンのプロゲーマーというよりも、炎上後の経験や毒舌キャラクターを含めた配信者・発信者として活動しているといえます。
たぬかなとは?
たぬかなさんは、徳島県出身の元プロゲーマーです。
格闘ゲーム『鉄拳』シリーズで主にリン・シャオユウを使用していたプレイヤーとして知られています。
2018年1月には、CYCLOPS athlete gaming所属の選手として、レッドブルアスリートとなったことが発表されています。
この発表では、日本人eスポーツプレイヤーとしては3人目、女性eスポーツプレイヤーとしては日本初のレッドブルアスリートと紹介されていました。
また、戦績としては、Combo Breaker 2017の鉄拳7部門3位、FV Cup 2017の鉄拳7部門5位、闘神祭2017 Champions Cup 鉄拳7FR部門3位などが紹介されています。
たぬかなが炎上した理由
たぬかなさんが大きく炎上した理由は、2022年2月15日の配信中に、低身長男性に対する不適切な発言をしたことです。
この発言はSNSで切り抜かれて拡散され、ネットニュースやテレビ番組でも取り上げられるほど大きな騒動になりました。
発言内容は差別的・侮辱的と受け止められ、批判が集中しました。
本人側は、ゲーム界隈で使われるスラングの文脈だったという説明もしていますが、一般視聴者にとっては人を傷つける表現として受け止められたことが、炎上拡大の大きな要因です。
記事内では、発言を面白おかしく繰り返すよりも、「低身長男性に対する差別的と受け取られる発言」と整理した方がよいでしょう。
CYCLOPS athlete gamingとの契約解除
炎上後、たぬかなさんが所属していたCYCLOPS athlete gamingは、2022年2月17日付で選手契約を解除したと発表しました。
公式発表では、2022年2月15日の配信中における不適切な発言と姿勢について、チームとして容認できるものではないと説明されています。
また、CYCLOPS athlete gaming側は、差別的・侮辱的な行為や言動、SNSなどでの発言は許されるものではないとし、再発防止に向けた管理体制の強化にも触れています。
この発表により、たぬかなさんはプロゲーマーとしての所属先を失うことになりました。
炎上後はどうしていた?
炎上後、たぬかなさんはしばらく表立った活動を休止していました。
スタジオパーソルの2025年1月30日公開インタビューでは、炎上後に無職となり、その後は深夜の銭湯の清掃やガールズバーで働いていた時期があったと語られています。
また、父親が亡くなった際に500万円の借金を相続し、返済のために配信へ復帰したことも明かされています。
同インタビューでは、配信復帰後、半年で借金を完済したとも語られています。
つまり、たぬかなさんの復帰は、単なる話題づくりというより、生活や借金返済という現実的な事情も背景にあったといえます。
配信者として復帰
たぬかなさんは、炎上から約1年後にTwitchで配信を再開しました。
復帰後は、ゲーム配信よりも雑談配信や相談系の配信が中心になっています。
スタジオパーソルの記事では、炎上時に4万8000人だったXのフォロワーが、2025年1月時点で24.6万人と約6倍になったことが紹介されています。
炎上によってプロゲーマーとしての活動は失いましたが、その後は配信者として再注目される形になりました。
ただし、現在の活動スタイルも賛否が分かれやすく、毒舌や過激な言葉をどう受け止めるかは人によって大きく異なります。
初著書『社会的弱者との生配信ルポ』も発売
たぬかなさんは、2024年11月15日に初著書『社会的弱者との生配信ルポ』を発売しています。
星天出版の公式ページでは、同書について、たぬかなさんの人気配信や書き下ろしエッセイを収録した本として紹介されています。
Amazonの商品情報では、同書は264ページ、出版社は星天出版、発売日は2024年11月15日と記載されています。
また、星天出版公式ページでは、ラランドのニシダ・コウキさん主演ドラマ『鬱デブ男to毒舌女』の原作にもなっていると紹介されています。
炎上後のたぬかなさんは、配信だけでなく、書籍や映像化作品につながる形でも活動の幅を広げているといえます。
たぬかなはなぜ支持されている?
たぬかなさんが現在も一定の支持を集めている理由は、炎上後にキャラクターを変えず、むしろ毒舌や本音を前面に出す配信スタイルへ振り切ったことにあります。
スタジオパーソルのインタビューでは、炎上後に「好かれなくてもいい」と考えるようになったことや、自分の意見を隠さず話すようになったことが語られています。
また、配信では「弱者男性」と呼ばれる層から相談が寄せられることも多く、たぬかなさん自身も、そうした人たちの存在を認めるような発信をしていると説明しています。
ただし、支持されているからといって、過去の発言が正当化されるわけではありません。
人を傷つける表現や差別的に受け取られる言葉には、今後も注意が必要です。
たぬかなの炎上から考えられること
たぬかなさんの炎上は、配信者やインフルエンサーにとって、発言の影響力を考えるきっかけにもなりました。
本人が冗談や界隈の言葉として使ったつもりでも、切り抜きによって文脈が失われると、まったく別の受け取られ方をすることがあります。
また、プロゲーマーや企業所属のタレントは、個人の発言であっても、所属チームやスポンサーに影響が及びます。
CYCLOPS athlete gamingが契約解除に踏み切ったことからも、企業やチームが差別的・侮辱的な発言を重く見ていることがわかります。
たぬかなさんの件は、ネット配信における言葉のリスクを象徴する事例のひとつといえるでしょう。
まとめ
たぬかなさんは、徳島県出身の元プロゲーマーで、『鉄拳』シリーズのプレイヤーとして活躍していました。
2018年には、日本初の女性eスポーツプレイヤーのレッドブルアスリートとして発表されるなど、競技シーンでも注目された存在です。
しかし、2022年2月15日の配信中の不適切発言が大きな炎上となり、2022年2月17日にCYCLOPS athlete gamingとの選手契約が解除されました。
その後、約1年間の活動休止を経て、Twitchを中心とした雑談配信者として復帰。
2024年11月15日には、初著書『社会的弱者との生配信ルポ』も発売されています。
現在のたぬかなさんは、プロゲーマーではなく、毒舌トークや相談系の配信で注目される配信者として活動しています。
一方で、過去の炎上発言は差別的・侮辱的と受け止められたものであり、記事として扱う際も、発言を面白おかしく消費するのではなく、事実関係とその後の活動を冷静に整理することが大切です。