
※アイキャッチ画像に登場するポケモンは、記事内容をイメージしたものです。実際の診断結果を示すものではありません。
Xを見ていたら、突然「#ポケモン性格診断」というハッシュタグが流れてきた。
そんな人も多いのではないでしょうか。
「私は○○タイプでした!」「シンクロ度○%」といった診断結果が次々と投稿され、2026年8月24日にはXの日本トレンドでも上位に入りました。
ポケモン好きなら、自分に似ているのがピカチュウなのか、イーブイなのか、それともまったく予想していなかったポケモンなのか。ちょっと試してみたくなりますよね。
現在公開されている「ポケモン性格診断(非公式ファンメイド)」は、30個の質問に答えると、982種類のポケモンから自分の性格に近い1匹を探してくれるWebサービスです。目安時間はわずか1〜2分。
ただ、この診断。単に「好きな食べ物は?」「休日は何をする?」といった質問から、イメージだけでポケモンを当てているわけではありません。
調べてみると、作った人のこだわりがなかなか面白い診断でした。
ポケモン性格診断はどこでできる?
診断は、ブラウザから無料で利用できます。
アプリをインストールする必要はなく、診断ページを開いて「診断をスタート!」を押せば始められます。
現在のページには、
- 質問数:30問
- 所要時間:1〜2分
- 診断対象:982種類
と案内されています。
質問を深く考えすぎるより、「自分ならこっちかな」と直感で答えていくほうが楽しみやすそうです。
そして全部答え終えると、自分に近いポケモンが表示されます。
「そんなポケモンが出るの?」という意外性も、この診断の面白いところです。
Xで結果をシェアしたい人はブラウザに注意
ひとつ覚えておきたいのが、診断結果を画像にしてXへ投稿したい場合です。
診断ページでは、Xアプリ内のブラウザではなく、SafariやChromeなど通常のブラウザから開いて診断するよう案内されています。
「せっかく診断したのに画像を保存できない」ということにならないよう、結果を投稿する予定なら最初からSafariやChromeで開いておくと良さそうです。
ただのキャラクター診断とは少し違う
個人的に面白いと思ったのは、ここです。
このポケモン性格診断は、
「この性格なら、なんとなくこのポケモン」
と人間のイメージだけで振り分けているわけではありません。
開発者の初代ぱんだ博士さんは、まずポケモン図鑑に書かれている説明文を集め、そこから性格に関係する情報を取り出すところから開発を始めています。
たとえば、
「仲間を守る」
「群れで暮らす」
「人懐っこい」
「怒ると暴れる」
といった記述です。
そして、そうした情報をAIで分析して性格データとして数値化。
一方で、人間側も質問への回答から性格を数値化し、両者を比べて「あなたに近いポケモン」を探す、という考え方で作られています。
「ポケモンを人間に当てはめる」というより、
人間とポケモンを同じ性格のものさしに乗せて、近い相手を探す。
そんな発想から生まれた診断なんです。
そもそも誰が作ったの?
開発しているのは、「初代ぱんだ博士」として活動している方です。
noteでは「リアル博士のポケモン研究 ―初代ぱんだ博士の実験室」として、ポケモンをテーマにしたデータ分析や研究記事を数多く公開しています。
プロフィールによると、動物研究で博士号を取得し、2026年4月から民間企業のIT・データサイエンス職に就いているとのこと。
ポケモン性格診断についても、完成したサービスだけを公開したのではなく、
「どうやってポケモンの性格を分析したのか」
「なぜこの仕組みにしたのか」
という開発過程までnoteで紹介されています。
2026年6月25日に公開された記事では、1025匹のポケモンを「性格空間」に配置するという試みを紹介。
その2日後の6月27日には、実際に遊べるWeb版を公開しています。
思いついてから実際に遊べるところまで持っていく行動力もすごいです。
なぜ982種類なの?全ポケモンではない理由
「約1000匹なら、全部のポケモンが出ればいいのに」
と思った人もいるかもしれません。
現在の診断対象は982種類です。
これは、単純に一部のポケモンを省いたという話ではありません。
診断サイトでは、性格を判断するための図鑑説明文が少ない一部のポケモンについて、診断精度を保つため対象外にしたと説明されています。
開発記事でも、図鑑には生態や能力の説明はあっても、「どんな性格なのか」を読み取れる情報が十分ではないポケモンが存在すると説明されています。
無理に性格を決めつけて全種類を入れるより、根拠になる情報があるポケモンだけを使う。
こういうところにも、研究者らしい考え方が見えてきます。
なぜXでここまで広がった?
「#ポケモン性格診断」が急速に広がった直接のきっかけについて、公開情報から明確な原因までは確認できませんでした。
ここからは推測になりますが、広がりやすい条件はかなりそろっています。
まず、結果が「○○タイプでした」「シンクロ度○%」と短く共有できること。
さらに982種類も結果候補があるため、友達と同じ結果になるとは限りません。
「私は何だった」
「え、そのポケモン出るの?」
「推しポケモンを出したい」
と、自然に会話が続きます。
そして何より、ポケモンという誰もが知っている存在と性格診断の組み合わせです。
診断結果そのものだけでなく、他の人の結果まで見たくなる仕組みが、Xとの相性が良かったのではないでしょうか。
実際、第三者によるXトレンド集計では、日本時間2026年8月24日ごろに「#ポケモン性格診断」が1位となっていたことが確認できます。
SNSをきっかけにキャラクターの人気が一気に広がるのは、ポケモンだけではありません。
QOLでは、ちいかわはなぜ人気?ただ可愛いだけじゃない魅力と独特な世界観の理由についても紹介しています。
ちいかわ関連では、映画化でも再び注目が集まっています。
気になる方は、【映画ちいかわ】「ラストこわい」と話題の理由は?人魚の島編のあらすじと鑑賞前の注意点もあわせてご覧ください。
診断結果は「本当の性格」なの?
ここは大切なところです。
ポケモン性格診断は、医療や心理学のための性格検査ではありません。
開発者自身も、学術的根拠に基づく性格診断ではなく、ゲームとして楽しんでほしいと説明しています。
そのため、
「このポケモンが出たから、自分は絶対にこういう性格」
と考える必要はありません。
むしろ、
「確かにここは似ているかも」
「この部分は全然違うな」
「友達から見たらどうだろう?」
くらいの距離感で楽しむのがちょうど良さそうです。
性格診断は、自分について少し考えてみるきっかけにもなります。
結果のポケモンを当てることより、
なぜ自分はこの回答を選んだんだろう。
そんなところまで考えてみると、診断の楽しみ方が少し変わるかもしれません。
ポケモンをはじめ、ゲームやキャラクターの世界は、ちょっとした気分転換にもなります。ゲームとの距離感については、ゲームはデメリットだらけ?やりすぎで失うものと、好きなまま生活を崩さない付き合い方でも詳しく紹介しています。
任天堂や株式会社ポケモンの公式診断ではありません
もうひとつ、誤解しないようにしておきたい点があります。
この「ポケモン性格診断」は、任天堂、株式会社ポケモン、ゲームフリーク、クリーチャーズが提供している公式サービスではありません。
個人が制作した非公式のファンメイドコンテンツです。
診断サイトにもその旨が明記されており、営利目的ではなく、有料化や広告掲載も行わない方針が示されています。
「ポケモン公式が始めた新サービス」と勘違いしないよう、この点だけは覚えておきましょう。
まとめ|あなたに一番近いポケモンは誰?
Xで話題になった「ポケモン性格診断」。
30問に答えるだけで、982種類の中から自分に近いポケモンを探せる、ちょっと変わった性格診断です。
所要時間も1〜2分ほどなので、休憩時間や友達との話題づくりにも遊びやすいでしょう。
でも、この診断の面白さは「何のポケモンが出たか」だけではありません。
図鑑説明文を集め、性格に関する情報を抽出し、人間とポケモンを同じ基準で比較する。
その裏側を知ると、ひとつのWeb診断を作るために、思った以上の研究と試行錯誤が重ねられていることがわかります。
結果を見て、
「意外と当たっている」
と感じる人もいれば、
「いやいや、自分はこんな性格じゃない」
と笑ってしまう人もいるはず。
それも含めて楽しめるのが、性格診断のいいところなのかもしれません。
さて、あなたに一番近いポケモンは誰でしょうか。
出典
- ポケモン性格診断
- 初代ぱんだ博士「『あなたに最も近いポケモン』を診断したい。1025匹を性格空間に配置してみた」:2026年6月25日公開
- 初代ぱんだ博士「『ポケモン性格診断』Web版を作りました」:2026年6月27日公開
- 初代ぱんだ博士「ポケモン903匹の性格を解析してわかった、タイプごとの性格傾向」:2026年8月11日公開
- Xトレンド第三者集計









