今まで何度もテレビで紹介された、惣菜店の小田原屋。
東京文京区の白山にある、家族経営の小さな惣菜屋さんです。
購入した惣菜を食べたお客さんが、その丁寧な仕事を認めて、フアンになっていくようなお店です。
仕事で遅くなった主婦が、大いに助けられていると人気の惣菜屋さんです。
家事を少しでも少なくしようと小田原屋で惣菜を買って、テーブルに並べるだけでごちそうになるからです。
今回は、みんなに愛される老舗の惣菜屋さん、小田原屋を紹介します。
白山の惣菜店小田原屋!一番人気は「すき焼き袋」
小田原屋テレビで紹介された番組
・2020年4月11日:嵐にしやがれ
・2021年2月10日:ヒルナンデス 何者さん
・2021年3月12日:たけしのニッポンのミカタ
・2021年11月15日:イット
小田原屋は今まで、これらの番組で紹介されていました。
今回改めて、2022年3月6日(日)23時からの「情熱大陸」で紹介されることになりました。
小田原屋とは?
小田原屋は、明治21年創業の130年余続く老舗の惣菜屋さんです。
家族経営で130年余りも続くというのは、大変な苦労があったことでしょう。
それでも、丁寧な仕事と家庭的な味が好まれて、地域の惣菜屋さんとして人気があったからこそ
130年も続いたのですね。
コロナ過で、テイクアウトが増えていて、次々とお客が好きな惣菜を買い求めています。
「すき焼き袋」を始め「アサリの佃煮」「揚げ出しナス」「ポテトサラダ」「丹波の黒豆」など
家庭的な味で、みんなに好かれています。
戦災で2度も焼けながらも地元の住民に愛されて、130年もの歴史を刻んできた小田原屋。
昭和20年代から通っている常連さんや、親子3代での付き合いなど、広いフアンに囲まれた
地域の惣菜屋さんです。
小田原屋は家族経営
小田原屋は5代目「村山権一さん」を始めとして、両親、妻、従姉妹で切り盛りしています。
なんと言っても店の人と、お客との近さがとても心地良いです。
買い物をしながらの会話が身近な話題ばかりで、昔ながらの商店と言った雰囲気がとてもいいです。
そのような商店が少なくなる中、家庭の味を作り続けている小田原屋は、希少価値がある惣菜屋さんです。
小田原屋は、毎日30種類に及ぶ惣菜を、作り続けています。
5代目の村山さんの言葉が素晴らしいです。
「うちで売っているのはご馳走ではなく、普段食べるもの。特別なことはできないけど、手間ひまかけて丁寧に作っている」
このような言葉はなかなか言えないものです。
一番人気は「すき焼き袋」
村山さんが、25年ほど前に考案した惣菜で「牛肉」「白滝」「長葱」「椎茸」「うどん」「うずらの卵」が具材。
昔、弁当で食べた昨日のすき焼きの味を再現した惣菜だそうです。
作り方は、具材をすき焼き風に煮て、油揚げで包んで煮汁につけて1晩寝かせ、翌朝油揚げごと煮込んで完成。
1日40個しか作れない惣菜なので、午前中には売り切れてしまう人気の惣菜になっています。
小田原屋歴代店主
初代:村山謙五郎
煮豆を天秤でかついで売り始めたのが始まりで「豆謙」の名で通っていた。
創始年ははっきりとしていないが、明治21年には存在が確認されている。
それが、明治21年創業の根拠になっている。
2代目:村山権之助
前橋にある小田原屋へ漬物を習いに行き、その後店名を「小田原屋」にする。
戦前は一時代を築くも、戦争で没落。
3代目:村山幸
ポテトサラダが好評で、なかなかその味を引き継ぐことができなかったが、5代目がその味を
引き継いでいる。
92歳まで現役で仕事をこなしていた。
4代目:中村珍之
煮豆が得意で、煮豆をすべて自分で煮ている。
中でもうずら豆は得意で、とろりとした仕上がりにするのが難しいらしい。
5代目:村山権一
現在4代目の父と仕入れ、製造担当。
料理が好きで「すき焼き袋」や「鮭と玉ねぎのサラダ」などの開発担当。
惣菜
名称 | 価格(税込み) |
すき焼き袋 | 270円 |
揚げ出しナス | 172円 |
豚レバーしぐれ煮 | 243円 |
ポテトサラダ | 157円 |
シルバーサラダ | 126円 |
中華サラダ | 189円 |
ホーレン草ごまあえ | 105円~ |
いわし南蛮漬 | 324円 |
にしんの菜の花漬 | 324円 |
野菜天 | 324円 |
いかいろり焼き | 410円 |
いかの塩辛 | 702円 |
など、27種の良心的な価格の惣菜が並んでいます。
煮豆
うずら豆 | 194円 |
うぐいす豆 | 162円 |
ふき豆 | 194円 |
など、6種の煮豆が並べられています。
その他にも、佃煮や漬物、魚の干物も豊富です。
小田原屋アクセス
郵便番号 | 113-0021 |
住所 | 東京都文京区本駒込1-1-30 |
電話 | 03-3811-4386 |
営業時間 | 10:00~20:00 |
定休日 | 日曜日 |
小田原屋通信販売
小田原屋では、通信販売も行っているので、家にいながら小田原屋の惣菜の味を楽しむことができます。
まとめ
今回は、白山の惣菜店小田原屋!一番人気は「すき焼き袋」を紹介しました。
今まで何度もテレビで紹介されてきた、老舗の惣菜店小田原屋が、2022年3月6日(日)23時からの
情熱大陸で、改めて紹介されることになりました。
4代目と5代目の家族で店の切り盛りをする店は、家庭的な惣菜の味とともに、お得意さんとの会話が弾むアットホームな雰囲気の店です。
5代目は、夏に向けて新しいメニューを考案中で、ネーミングは「カレーバクダン」というユニークな名前を予定。
具材は、卵、カレールー、挽肉、玉ねぎ、キャベツだそう。
どんな惣菜が出来上がるのか、乞うご期待と言ったところです。