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4月こと座流星群の撮影方法!明るく見やすい時間帯と方角

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4月こと座流星群は、それほど流星の数が多い流星群ではありません。

それでも、何年かに1回の割合で突発現象が起きて、数多くの流星を生み出す流星群でもあります。

今年の4月こと座流星群は月の光に邪魔されて、裸眼での観測は条件的によくありません。

それでも、月を背にして流星群を見ることで、観測することができます。

今回は、4月こと座流星群の撮影方法を中心に紹介します。

4月こと座流星群の撮影方法!明るく見やすい時間帯と方角

4月こと座流星群の撮影方法

4月こと座流星群の撮影場所

光害のない開けた場所

流星の撮影で邪魔になるのは月の光と街の明かりです。

4月こと座流星群が極大を迎える、2022年4月23日の04時の月は、月齢21で半月より少し膨らんだ状態の月です。

結構な明るさがあり、視界に入れたまま流星の撮影をすると、流星が見えない可能性があります。

この月を背にして流星だけを撮影するといいでしょう。

東京では薄明かりが始まっているので、条件的にはあまりいいとは言えません。

また、街の明かりも流星群の撮影には邪魔になります。

4月こと座流星群は、もともと流星の数が少ない流星群です。

街の明かりの近くでは、街の明かりに隠れてしまって、流星の撮影もできなくなってしまいます。

流星群の撮影に適した場所は、住宅地から離れて街の明かりの届かない高台や、山の頂上など開けた場所です。

行くのが大変と思うでしょうが、きれいな流星を撮影しようと思ったら、撮影場所はよく考える必要があります。

意外と穴場なのが、キャンプ場です。

開けたところにあり、流星の観測に適しているので、流星撮影を始めたばかりの人にはおすすめです。

雲のない晴れた日

流星の撮影には、晴れて雲がないことが絶対条件です。

天気予報で晴れと言っていたのに、雲が多くて流星の写真が撮れなかった。

こんな話がよく聞かれますが、天気予報では普通の話と割り切って考えましょう。

地域のウェザーニュースを確認するか、雲の動きを確認できるアプリもありますので、それらを利用してしっかり雲のない晴れた日を確認して行動しましょう。

4月こと座流星群の撮影機材

カメラ

カメラは高性能なもののほうがいいに決まっていますが、ある程度の性能のカメラで十分撮影できます。

流星撮影のために高級なカメラを無理して買うことはありません。

普通の一眼レフやミラーレスカメラでも、十分見られる写真が撮れますから心配いりません。

ただ、今流行りのスマホでと考えるかもしれませんが、綺麗に撮影することは厳しいのでやめたほうが無難です。

レンズは、明るい広角レンズがおすすめで、焦点距離35ミリ換算で、14~35ミリ、絞り値はF2.8以下が適当です。

三脚

流星の撮影では、数秒間に渡ってシャッターを開け続けるので、丈夫な三脚は必須です。

手持ちで撮影すると、必ず手ブレが起きますので三脚を使いましょう。

三脚は頑丈で重めのものが適しています。

戸外での撮影ではどのようなことが起きるかわかりません。

軽い三脚では、移動にはいいかもしれませんが、強い風で動いてしまうなど安定しません。

山などの不安定な場所では、余計に安定した重めの三脚が使いやすいです。

レリーズ

レリーズは、遠隔でシャッターを切るアイテムですが、流星の撮影ではとても役に立ちます。

遠隔でシャッターを切る事ができるので、手でシャッターを押した時の手ブレが防げます。

手に持って操作できるので、連写するときにも効果を発揮できます。

バッテリー

流星の撮影は長時間に及びます。

更に、連続して撮影することになるので、バッテリーの減り方は早くなります。

予備のバッテリーは必ず用意して、交換に備えましょう。

少なくても1個のバッテリーを予備として用意しておきます。

赤道儀

ある程度流星の撮影に慣れてきたら、赤道儀の購入も考えてみましょう。

固定撮影と違って、追尾撮影を自動でしてくれるので、流星が線になって映ることがありません。

数枚の流星の写真を一枚の写真に合成するときなど、きれいな合成写真に仕上がります。

ただ、難点は結構な値段がすることで、3万円前後から10万円以上と様々です。

4月こと座流星群の撮影の仕方

撮影する方角を決める

方角は流星群が飛んでくる、4月こと座流星群の放射点に向けることです。

4月こと座流星群は、夜半以降に高度が高くなり、天頂から流星が降ってくるように見えます

方角としては、月が視界に入らないように北側から、西側にするといいでしょう。

カメラの設定

カメラのオートフォーカスは使えませんので、全てマニュアルで設定できるようにします。

絞り レンズ開放のF値に設定(絞ってもF2.8まで)
ISO 3200~6400を基準とする
シャッタースピード 15~25秒が適当
連写する

流星の撮影は流星の出現がわからないため、タイミングのとりようが無いので、ひたすら連写するしかありません。

レリーズを使ってもいいですが、あればプログラミングでシャッターを切る機能を使います。

また、インターバル撮影機能を使うなど、自動的に連写することのできる機能を使って撮影します。

4月こと座流星群の明るく見やすい時間帯

4月こと座流星群は、2022年4月23日04時に極大を迎えます。

この極大を迎えるとき(4月23日04時)が明るく見やすい時間です。

4月こと座流星群の極大の時間は、日本で薄明かりが始まっている時間帯です。

東京で薄明かりが始まる時間は、3:30分です。

4月こと座流星群の明るく見やすい方角

4月こと座流星群の明るく見やすい方角は、月を視界に入れない方角で、天頂に向かって、北から西の方角です。

まとめ

今回は、4月こと座流星群の撮影方法!明るく見やすい時間帯と方角を紹介しました。

4月こと座流星群は、それほど流星の数が多い流星群ではありませんが、今までにも突発現象で
多くの流星が現れています。

あまり期待はできない観測が報告されていますが、あるいはあるかもしれません。

それを期待して、きれいな流星の写真が撮れるように、準備をしっかりしておきましょう。

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