天海は田所博士の逮捕は何者かの陰謀だと考えていた。
田所博士の後を任せられるのは、関東沈没などありえないと言って失脚した世良教授しかいないと
思った天海は、東山総理のところに連れて行く。
田所博士に代わって調査を始めた世良教授の結論も、日本沈没はあるとの結論だった。
しかし、アメリカのジェンキンス教授が日本沈没などありえないとの言葉から、里城副総理を始め、経済界の首脳も首都の再興をすすめるべきと主張する。
ジェンキンス教授の分析したデータは、田所博士の助手から送られた古いデータであることが判明する。
その助手を操って影で行動していたのは、なんと東山総理の相棒の長沼官房長官だった。
Dプランズと手を組んで金儲けを企んでいたのだ。
改めてデータを分析したジェンキンス教授が出した結論も、日本沈没だった。
東山総理と天海はアメリカと、里城副総理と常磐は中国と交渉を始める。
なかなかうまく行かない交渉で、生島自動車の移転と国民の移住の話で進めていた。
秘密にしていた生島自動車の移転の話を、アメリカが記者会見で発表してしまう。
その会見を聞いた中国が、今までの交渉をなしにして、日本沈没を発表してしまった。
天海は愕然としてしまう。
ここまでが第7話のネタバレでした。
『日本沈没ー希望の人ー』ネタバレ(第8話)
日本沈没を全世界が知る
アメリカの記者会見から中国が腹を立て、日本との移民の話は完全に止められてしまった。
中国の記者会見で、日本沈没が全世界に知られることになってしまい、移民の計画は進まなくなってしまう。
世界各国は、日本がアメリカと中国だけと交渉したことを不満に思い、移住の話に乗ろうとはしてこなかった。
世界各国にとって、1億2000万人の日本国民が一部でも自分の国に入ってくることの難しさを考えてしまうのだろう。
現在はどこの国でも移民の取り扱いに苦労しているのが現実的な話。
少ない移民でさえ自分の国に入れることが難しいのに、1億2000万人という数の多さに腰が引けてしまうののだろう。
日本の国内では、大事なことを日本人に隠してアメリカや中国と交渉していたことにも不満が高まっていた。
日本全国に日本沈没が知れ渡ったことで、政府や東山総理に対して怒りやデモなどの抗議行動がエスカレートしていった。
日本の国中で、怒りや何もできないイライラから、いさかいが起きて荒れた状態が続いていた。
少しでも国民の命を救うための移民計画を進めたい、天海や常磐などの日本推進会議の官僚たちもなかなかうまく行かない現状に苦労していた。
中国側の無理な条件
そんな中、里城副総理を中心とした日本政府の交渉団が中国を訪れ、なんとか移民計画をすすめるように交渉する。
中国側は、日本の足元を見るように、無理な条件を突きつけてくる。
それは多分、アメリカ側と交わした生島自動車の移転の話を、中国側に持ってくれば移民の話を考えてもいいとの話ではないだろうか?
そんな日本が飲めないような条件を出しても、中国側は生島自動車がほしいということなのだろう。
中国の条件を飲むことができない政府は、先が見えない迷路に入ってしまう。
天海は調査に戻った田所博士と世良教授から、日本沈没はいつ起きてもおかしくないと聞かされ苦悩する。
天海の決断
世界中から移民計画を止められてしまった天海は、交渉を遮断してしまった中国に対して大きな賭けに出ていく。
里城副総理の応援ももらって、再度交渉の場に向かう天海はどんな手を考えているのだろうか?
その後の、衝撃的なできごととは?
乞うご期待!
まとめ
『日本沈没ー希望のひとー』ネタバレ(第8話)12月5日を紹介しました。
私の考えも交えて、ネタバレしています。
・日本沈没を全世界が知る
・中国側の無理な条件
・天海の決断
『日本沈没ー希望のひとー』はこの第8話を含めて後2話で完結。
最終第9話は、2時間3分の放送時間です。