スマホを持っている人に電話したら「ただいま電話に出ることができません」という メッセージが
聞こえて、つながらなかったことはありませんか?
その時に、相手はどんな状況なのでしょうか。
もしかしたら着信拒否されているのかな?と心配になる方もいるかもしれません。
この記事では、「ただいま電話に出ることができません」と言われる場合の原因を説明していきます。
「ただいま電話に出ることができません」と言われた場合は?
「ただいま電話に出ることができません」と言われる場合は、それぞれに理由があります。
一つずつ詳しく説明していきます。
相手のスマホが電波の届かないところにある
相手が山の中やトンネルの中など電波が弱い場所にいる可能性があります。
また、都会でもキャリアによっては地下鉄などで電波が入らないこともあります。
その場合は、しばらく待ってからもう一度電話してみるといいでしょう。
電話をかけた時はつながったけど途中で切れてしまったという場合は、コール音が鳴ったあとにメッセージが流れます。
相手のスマホの電源が切れている
電源が切れている場合はコール音もなくメッセージが流れます。
仕事や勉強に集中したいから、一時的にスマホの電源を切っているのかもしれません。
この場合は着信拒否されているわけではないので、後でまた電話してみましょう。
相手のスマホが機内モードになっている
スマホには、飛行機に乗る時に通信を止めることができる「機内モード」があります。
機内モードとはインターネットや電話などの通信機能を全部オフにする機能です。
機内モードにしているスマホに電話をした場合は電波がない扱いになるので、「ただいま電話に出ることができません」とメッセージが流れます。
もともとは飛行機に乗る時に、スマホの電波が飛行機の機器などに影響しないようにするための機能でした。
でも今ではバッテリーを節約したい時や、静かなコンサートや大事な会議中などで使う人も多いです。
相手が留守番電話に設定している
留守番電話サービスとは、電話に出られなかった時に相手からのメッセージを録音できるサービスのことです。
相手がこのサービスを使っていると、電話に出られなかった時「ピッという音の後にお名前とご用件をお話ください。」というメッセージが流れます。
このメッセージが流れた場合、着信拒否されているということではありません。
相手が自分で着信を拒否した
相手が電話に出ることができない場合に、「拒否」ボタンを押すことで自分で 着信応答を拒否する場合があります。
この場合はコール音が鳴ったあとに「ただいま電話に出ることができません」のメッセージが流れます。
この場合は、相手が忙しくなくなった時にもう一度連絡をするようにしましょう。
相手がスマホの機能で着信拒否をしている
相手がスマホの機能であなたの電話番号を着信拒否登録している場合、「プー・プー・プー」 と通話中の音が鳴ります。
もし何回電話をかけても同じ音が鳴る場合は、着信拒否されて いると判断できます。
「メッセージが流れる時」は着信拒否されているということではありません。
携帯電話の着信拒否サービス
docomo、au、ソフトバンクなどの主要な携帯電話会社が提供する着信拒否サービスを使用して、着信拒否が設定されている場合は、それぞれの電話をかけたときのメッセージが異なるため、着信拒否されていると判断できます。
docomoの着信拒否サービス
docomoの「迷惑電話ストップサービス」は、docomoのユーザーであれば無料で利用できる着信拒否サービスです。
迷惑電話ストップサービスに登録されている場合、「おかけになった電話番号への通話は、おつなぎできません。」とメッセージが流れて通話が終了します。
また、電話をかけた相手の着信履歴にも残りません。
auの着信拒否サービス
auの「迷惑電話撃退サービス」は、月額110円で登録した電話番号を着信拒否することができるサービスです。
迷惑電話撃退サービスに登録されている場合、「おかけになった電話番号への通話は、お客さまのご希望によりおつなぎできません。」とメッセージが流れて通話が終了します。
ソフトバンクの着信拒否サービス
ソフトバンクの「ナンバーブロック」は、月額110円で登録した電話番号を着信拒否するサービスです。
ナンバーブロックに登録されている場合は、9種類のアナウンスのうち、ユーザーが設定したいずれかのメッセージが流れて通話が終了します。
「こちらはソフトバンクです。おかけになった電話番号への通話は、お客さまのご希望によりおつなぎできません。」
「こちらはソフトバンクです。おかけになった電話番号への通話は、お客さまの申し出により現在お断りしております。」
「この電話はお受けできません。」
「この電話はおつなぎすることができません。」
「この電話はお客さまのご都合によりおつなぎできません。」
「せっかくお電話いただきましたが、この電話をお受けすることができません。」
「電話番号をお間違えではないですか?この電話はおつなぎできません。」
「おかけになった電話番号への通話は、お客さまのご希望によりおつなぎできません。」
「This is SoftBank. By the customer’s request, this call can not be completed.」
>>>Softbankナンバーブロックの操作方法を教えてくださいはこちらから
キャリアによる着信拒否の仕組み
docomo・au・ソフトバンクなどの主要なキャリアが提供する着信拒否の仕組みを利用して着信拒否が設定されている場合は、電話をかけたときに聞こえるが違うので着信拒否されていることがわかります。
docomoの着信拒否の仕組み
docomoの「迷惑電話ストップサービス」はdocomoのユーザーであれば無料で使える着信拒否の仕組みです。
もし迷惑電話ストップサービスに登録されている場合は、「おかけになった電話番号への通話は、おつなぎできません。」と メッセージが流れて通話が切れます。
また電話をかけた相手の着信履歴にも表示されません。
auの着信拒否の仕組み
auの「迷惑電話撃退サービス」は、月額110円で登録した電話番号を着信拒否できる仕組みです。
迷惑電話撃退サービスに登録されている場合は、「おかけになった電話番号への通話は、お客さまのご希望によりおつなぎできません。」とメッセージが流れて通話が切れます。
ソフトバンクの着信拒否の仕組み
ソフトバンクの「ナンバーブロック」は、月額110円で登録した電話番号を着信拒否できる仕組みです。
ナンバーブロックに登録されている場合は9種類のアナウンスの中から、ユーザーが選んだどれかのメッセージが流れて通話が切れます。
メッセージが流れたときの対処法
ここでは、着信拒否をしていないのに「ただいま電話に出ることができません」のメッセージが流れるときの対応方法を紹介します。
ブロックを解除する
相手の電話番号をブロックしていないか確かめましょう。
相手の電話番号をブロックしている場合「ただいま電話に出ることができません」のメッセージが流れます。
間違ってブロックしてしまったかもしれませんので、ブロックしてないか確かめて、していたら解除します。
機内モードをオフにする
機内モードがオンになっていると「ただいま電話に出ることができません」のメッセージが流れることがあります。
機内モードは一時的にすべての通信機能を停止する機能ですので、インターネットや電話機能が使えなくなります。
着信もできなくなるので、特に理由がない限りはオフにしておきましょう。
再起動する
スマホの不具合で「ただいま電話に出ることができません」のメッセージが流れているかもしれません。
そういった場合は再起動すると直ることがありますのでやってみましょう。
再起動の方法はどの端末でも同じです。
電源ボタンを長押しすると電源メニューが出ますので、そこから再起動を選ぶだけです。
SIMカードを入れ直す
端末からSIMカードを抜いて入れ直します。
SIMカードの接触不良で電話が繋がらない場合「ただいま電話に出ることができません」のメッセージが流れる事があります。
SIMカードはとても繊細ですので、端末に衝撃を与えたり、ホコリや汚れがついているだけで正常に認識できなくなります。
一度SIMカードを外して、表面をやわらかい布で拭いてからもう一度取り付けてみましょう。
スマホで「ただいま電話に出ることができません」と言われた場合は?まとめ
「ただいま電話に出ることができません」のメッセージが流れても、着信拒否されているとは限りません。
相手の着信拒否の仕組みによってはメッセージが全く流れず、電話が繋がらないだけになることもあります。
だからメッセージが流れても着信拒否されていると決めつけず、冷静になって状況を確かめることが大切です。
・相手のスマホが電波の届かないところにある
・相手のスマホの電源が切れている
・相手のスマホが機内モードになっている
・相手が留守番電話に設定している
・相手が自分で着信を拒否した
・相手がスマホの機能で着信拒否をしている
「ただいま電話に出ることができません」のメッセージが送られてきても、必ずしも「着信拒否」とは言えないので、慌てずに対処しましょう。