2022年も開けました。
初詣には行きましたか?
今年最初の運勢を占おうと「おみくじ」を引いた人も多いでしょう。
大吉で大喜びしたり、凶を引いて落ち込んだり悲喜こもごもあったでしょうね。
でもおみくじは、吉凶だけで判断するものではありません。
中に書かれている言葉が、もっと大事なことなのです。
今回は、おみくじの判断の仕方について解説します。
おみくじの順番は吉凶だけで判断せずに書かれている言葉を大事にする
おみくじの順番
おみくじの順番はその神社ごとに決まっていて、すべての神社が同じ順番ではありません。
ごく一般的な順番は、「大吉」ー「吉」ー「中吉」ー「小吉」ー「末吉」ー「凶」とされています。
中には「大吉」ー「中吉」ー「小吉」ー「吉」ー「末吉」ー「凶」としているところもあります。
吉凶の割合もその神社独自の決まりがあり、吉の多い神社もあれば、凶の多い神社もあります。
おみくじの運勢の見方
「大吉」
最高の運気です。しかし好事魔多しのたとえがあるように、邪魔が入りやすい運気でもあります。
今の運気を維持する努力をしましよう。
「吉」
マアマアの運気。大吉ほどではないが安定した運気です。
「中吉」
悪くはないが大吉よりは弱い運気です。
「小吉」
小さな幸せで止まっている運気です。努力しないと運気は下がり気味の運気です。
「末吉」
これから上に向かっていく運気で、今に悲観せず待つのが良い運気です。
「凶」
良くはないが今が底の運気で、自分を見つめ直すいい機会として改善すると良い運気です。
おみくじに書かれている言葉の意味
おみくじには吉凶を占う一面と、中に書かれた言葉を大切にして、自分の運気を上げる助けにする一面もあります。
中に書かれた一般的な言葉の意味を紹介しましょう。
「待ち人」
自分の人生をよくしてくれる人。自分が待ち望んでいる人のこと。
「失せ物」
なくした物、落とし物のこと。
「旅行」
旅行するときや出かけるときのこと。
「商売」
商売に関すること。
「学問」
勉強や試験のこと。
「相場」
お金や株式のこと。
「争い事」
ケンカや訴訟のこと。
「恋愛」
恋する気持ちのこと。
「転居」
引っ越しなど住まいの変化のこと。
「出産」
安産祈願やお産に関すること。
「縁談」
結婚のための出会いのこと。
「探し物」
探している物のこと。
「方位」
方角のこと。(書かれた方角に幸せがある)
「抱え人」
使用人や従業員のこと。
「走り人」
あなたの元から去った人のこと。
「悦び事」
予期していなかった喜びのこと。
おみくじの言葉はよく読んで参考にすると、自分の運気を上げるきっかけにできますから、読んで理解しましょう。
必ず自分の指針となる言葉が見つかりますから、自分を見つめる材料にすることが大事です。
おみくじは持って帰る?結ぶ?
おみくじを読んだ後は木に結びつけなければならないと考えている人もいます。
凶を引いてしまった人は特にその様に思うようですね。
神社では引いたあとのおみくじを、こうしなければならないと言った決まりは無いようです。
でも、おみくじは持っていたほうがいいのです。
おみくじをいつも持ち歩いて、中の言葉を何度も読み返すことで、その願いが叶うことが近づいてくると考えてもいいのです。
ですから、おみくじの中の言葉は何度でも繰り返し読んで。自分のものとすることが大事です。。
おみくじの中の言葉は、神様からのありがたい言葉なので、吉凶に関わらず言葉のありがたさを実感するためにも持ち歩いたほうがいいのです。
おみくじを結ぶ時は
凶を引いてしまったとしてもおみくじを捨ててはいけません。
おみくじはあなたと神様を結びつけるためのものです。
持ち歩きたくない時は、境内のどこかに結びつけることになります。
ただどこにでも結びつけていいというものではありません。
神社の境内にはおみくじ結び所が用意されているので、そこに結んでおきましょう。
おみくじは見せ合ってもいい?
おみくじの内容を人に話すと運勢が悪くなると言ったことが言われています。
しかし、それは俗説でおみくじの内容を人に話しても問題ないようです。
お互いにおみくじを見せあって、凶を引いた人を励ますのもおみくじの良さかもしれません。
まとめ
おみくじの順番は吉凶だけで判断せずに書かれている言葉を大事にするを紹介しました。
おみくじを引いて吉凶を占うことが普通だと思いますが、その吉凶だけでなく、おみくじの中の言葉をよく読むことがより大事になります。
あなたと神様を結ぶおみくじは、新年一番のセレモニーです。
・おみくじの順番
・おみくじの運勢の見方
・おみくじに書かれている言葉の意味
・おみくじは持って帰る?結ぶ?
・おみくじを結ぶ時は
おみくじで占った後は、中に書かれた言葉をよく読んで、これからの生活の参考にすると、
きっと今年一年も良い年になることでしょう。