「月曜日のたわわ」は、知る人ぞ知る女子高生「アイちゃん」が主人公の恋愛漫画。
その「月曜日のたわわ」が炎上中ということで、話題をさらっています。
それも、お硬い新聞で知られる「日本経済新聞」の全面広告ということで、余計燃え盛っているようです。
そのキャッチフレーズが、月曜日が憂鬱な男性諸氏に「かわいい胸の大きい女子高生の漫画を見て元気を出して」との語りかけです。
その新聞広告に早速噛みついたのが「ツイフェミ」と呼ばれる皆さん。
こんな広告けしからんと、皆さんカンカンに怒っていらっしゃいます。
今回は「月曜日のたわわ」がなぜ炎上しているのかを調べてみました。
月曜日のたわわの炎上の理由は?日経新聞の全面広告で世間の反応
月曜日のたわわの炎上の理由?
日本経済新聞を使った
「日本経済新聞」の全面広告で、女子高生の胸が強調された漫画に批判が出ています。
まだ未成年の女子高生を、性的な見方をするのは間違いだ、という意見が多く乗っています。
今回の「月曜日のたわわ」の炎上は、版元の講談社が仕掛けて「炎上させてやろう」と最初から考えて広告を出した気がしてなりません。
SNSで炎上することは、この漫画「月曜日のたわわ」の読者に近い年齢層の興味を、思い切り引くことが出来るからです。
そのために、普通の大手の新聞や週刊誌ではなく「日本経済新聞」という、読者層の違う新聞に広告を出したのでしょう。
普通の会社員は「日本経済新聞」はあまり読まないはずです。
まして「月曜日のたわわ」のような漫画を読む年齢層ではなおさらでしょう。
そのギャップを狙って広告を出稿したとしたら、この人は今頃「してやったり」とニンマリしていますね。
宣伝媒体の組み合わせ
私の考え通りなら、宣伝効果は抜群。
今回支払った宣伝費の何倍もの効果がある、素晴らしい広告になったはずです。
SNSの炎上という、多くの人の目を引く現象をうまく利用しようという、とても優れた感覚の人物が仕掛けたと考えられます。
SNSの炎上は簡単に起こすことは出来ないでしょうが、ちょっと視点を変えて「お硬い日本経済新聞」と「月曜日のたわわ」を組み合わせた事。
それと、SNSの炎上に欠かせない「ツイフェミ」の存在をうまく利用できたこと。
この2つの組み合わせが上手くいって、望んだ以上の宣伝効果になったはずです。
日本経済新聞の読者層
「日本経済新聞」を読む人は、ビジネスの中核を担う30代からのビジネスマンがほとんどです。
「日本経済新聞」に掲載される広告は、信頼性の高いビジネス情報がほとんどで「月曜日のたわわ」のような漫画の広告が乗ることはまずありません。
今回の炎上は、起こるべくして起こそうと、仕組んだ人間がいたと考えると納得ができます。
月曜日のたわわ広告の世間の反応
月曜日のたわわみたいな漫画が新聞の広告に掲載される事を批判されているのにそこを理解しない人が多すぎる。
部屋の中でこっそり楽しんでいたら、急に襖を開けられた!みたいな感覚でいるけどむしろ逆だろ。— あばら🍋 (@abara4949) April 5, 2022
月曜日のたわわ、批判する人への批判で溢れてるけど、ファンが批判すべきは日経だと思うんだよな。
俺らキモオタは普段山から降りてこない害獣みたいなもの。
で、怒るべきは駆除されることではなく「よくも人里に連れ出したな!」という日経への怒りであるべきじゃない?— 時雨 (@drill_braek) April 5, 2022
表現の自由は自身がした表現に対し批評される、他者の表現の自由とセットです。表現は好き勝手にするが他者から批判はさせないというのは成り立ちません。今回の『月曜日のたわわ』日経広告事件でも、「広告はお金もらって載せているだけで責任なんてない」とはなりません。
— ふぎさやか (@maomaoshitai) April 9, 2022
『月曜日のたわわ』広告の絵自体は単に漫画を宣伝というだけで過度に性的とはいえないと思うが、電車や会社で巨乳をガン見したりえっちなハプニングが起きる漫画が「新入社員が(略)不安を吹き飛ばし、元気になってもらうため」とそういう行為で社会を励ますような主張をしてるのはおかしいだろと思う
— 人間が大好き (@hito_horobe) April 6, 2022
きしょいオタクやから月曜日のたわわの作品コンセプトや中身は知ってんのよ
だから広告出す場所は考えた方がいいし、ましてや「新社会人にエール」みたいなコンセプトを添えてPRするのはちゃうやろと言うてんのや…— 慢性肩こり腰痛ちゃんZ (@hidoikatakori_Z) April 6, 2022
月曜日のたわわの日経新聞の広告の件、「『月曜日のたわわ』というコンテンツと広告を掲載した日経新聞が炎上してる」のではなく、「オタクが喜びそうな絵柄の作品の広告が大手新聞の一面に掲出されたが気に入らなくて、何とか理屈捏ねて炎上させようと放火してる奴らがいる」の方が実情に沿ってる
— さかも⋈病気検査中 (@nebusokuqchan) April 5, 2022
月曜日のたわわ日経広告については
「炎上を想定したうえで”十分な配慮”をした表現」
だと思います。
文言にもかなり気を遣っています。
(今一度絵と文言をご確認ねがいたい)ナタリーの取材記事で火がついているので、実質的に炎上のきっかけは広告ではなくナタリーと認識します。#ナママスラジオ
— YANAMi🦊全ブロ砲誤爆したらスマン (@yyposi918) April 8, 2022
月曜日のたわわの良し悪しではなくて、一般的に公衆において何が”気持ち悪い”と思われるか、広告を打つ場所の不適切さや此度の炎上理由が理解でき(したく)ない一部オタクの思考が一番怖いんだよ
— 浅葱🦒 (@north_giraffe) April 7, 2022
さすが社会性のないオタク、作品そのものは否定していないしバストが大きい女性のことも誰も何も否定していないのに、
「月曜日のたわわが一面広告として出されることを否定するのは巨乳の女性を否定しているようなものだ!!これだからツイフェミは!!」って被害妄想でキレてるの草— 夕灯🌆 (@Bp9N1) April 5, 2022
月曜日のたわわの広告戦略、ほぼ間違いなく意図的な炎上マーケティングだと断定してるけど、その根拠を答えておく。
日経新聞の紙版購読者層のうち、ターゲットである29歳以下男性層はたったの8%だけ。92%もターゲット外に届く媒体に出稿する理由は、話題を呼んでネットでバズらせる目的以外に無い。
— 岡安モフモフ(アーガイル社長)@SNSマーケで13年目。新サービス開発中 (@shields_pikes) April 9, 2022
まとめ
今回は、月曜日のたわわの炎上の理由は?日経新聞の全面広告で世間の反応を紹介しました。
「月曜日のたわわ」が炎上したのは、仕掛けられた可能性があります。
まず第1に「月曜日のたわわ」のような漫画の広告はまず見られない「日本経済新聞」に広告が出されたこと。
第2にSNSの炎上に欠かせない「ツイフェミ」をうまく利用できたこと。
この広告を仕掛た人物は、かなり考え方が柔軟で「月曜日のたわわ」の読者層と「ツイフェミ」の年齢層が重なっていることをしっかりつかんでいるようです。
広告を仕掛ける人間として、今回の炎上は想定済みのことのはずです。
ただ、ここまでの大炎上は想定していなかったかもしれません。
嬉しい誤算になったのではないでしょうか。