天海と椎名は、関東の住民4,000万人を救うため、毎朝新聞に記事を出すために協力する。
新聞に関東沈没の記事が出て、全国民が知ってしまう。
東山総理が会見を開いて、関東沈没の可能性を国民に知らせる。
日本経済が急激に落ち込んで、政府は情報をリークした者を探し初め、常磐は天海を疑う。
天海と椎名が会ってるところが写真に撮られ、情報をリークしたのが天海とわかってしまい、東山総理に疎まれ常磐とも分かれることになる。
避難が続く中、天海は妻に離婚届けを届け、娘の茜と別れを惜しむ。
偶然会った天海と椎名の足元が揺れ始め、関東沈没がついに始まった。
ここまでが、第4話のネタバレでした。
『日本沈没ー希望のひとー』ネタバレ(第5話)11月月14日
関東沈没が始まる
妻と娘を避難するバスまで見送りに来た天海と、母親を見送りに来た椎名の足元が突然揺れ始めた。
皆がまだ先にと願っていた関東の沈没が始まってしまい、ビルの崩壊と道路の破壊が始まる。
驚いて逃げる天海と椎名だが、地震の波に巻き込まれてしまう。
突然始まった関東沈没は、首都圏を直撃して大きな被害が出た。
被害は首都圏だけではなく周辺の地域まで及び、被害は広がる一方だった。
避難していた天海の妻と娘、椎名の母親達が乗ったバスが、トンネルの崩落事故に巻き込まれてしまったらしい。
特にインフラが老朽化して、普段の使用でも事故が起きかねないトンネルが多い中、関東沈没のような大きな災害では多くの犠牲者が出てもおかしくはない。
政府の対応
難しい舵取りを考えなければならない東山総理にも、大きな重圧がかかっていた。
その東山総理は、首相官邸の対策本部から、国民に落ち着いて行動するように語りかけ、政府として全力でこの災害を少しでも小さくできるよう対応することを約束する。
今まで我々が経験してきた大災害でも、足元の地面が崩れるほどの災害は経験してこなかった。
今まで経験してこなかった災害に、どの様に対応していけばいいのかよくわからないのが実際のところ。
その難しい災害への対処を東山総理から託された、日本未来推進会議の若い官僚たちの活躍が始まる。
その日本未来推進会議には天海の姿はなく、議長の常磐が中心となって対策を立案していた。
常磐にも、日本未来推進会議の若い官僚にも、今までとは違った対応が求められることで、不安で戸惑ってもいた。
日本未来推進会議のやることは多く、今までの被害状況の把握、被災者の救助など、やることが多すぎるほどだった。
とりあえずこれ以上の被害が出ない様にと、打てる手なすべて打てるように寝る間も惜しんで、奮闘していた。
関東沈没の原因
関東沈没は始まってしまったが、これから先どのような災害につながっていくのか、誰もが知りたかったことだ。
だが、人間の地球環境を無頓着に汚し続けたことが、今回の関東沈没の原因になっているのは間違いない。
二酸化炭素が増えたことによる地球温暖化を始め、各国の森林伐採など地球の環境を壊してきたしっぺ返しとも言える。
あまり気にする人は少ないが、我々が美味しいと言って食べる牛肉も、そのもとをたどれば広い土地で牛を飼うこと。
その牛のゲップから出るメタンガスも、地球温暖化のかなりの部分をしめている。
牛を飼うための土地も、森林伐採で作られているのが現実。
関東沈没から、日本沈没まで進んでしまうのか、誰にもわからない未来である。
このまま関東沈没がおさまってくれるのか?
田所博士の結論は?
その結論を見つけてくれるのは、今や田所博士しかいない。
孤高の地球物理学者で、自分の考えが1番と考える扱いにくい人物だが、そのデータ処理能力と結果を導き出す能力は国内1の人物。
その田所博士が出した結論とは?
関東沈没がもっと進んで日本列島が分断され、北海道と本州北半分の北日本。
九州、四国と本州南半分の南日本に分断されてしまう?
そんな恐ろしい結果がこれから示されるのではないだろうか。
まとめ
『日本沈没ー希望のひとー』ネタバレ(第5話)11月月14日を紹介しました。
ついに起きてしまった関東沈没の第1波。
天海も椎名もその地震に巻き込まれてしまう。
避難中の天海の妻と娘、椎名の母親の事故。
まだ続くかも知れない関東沈没がどこまで進んでしまうのか。
予測のつかない中で、日本未来推進会議の官僚の奮闘が続く。
天海と椎名の運命は?
二人の家族の運命は?
まだまだ目が離せない展開が待っています。