現代では、話番号検索で個人宅の番号を手に入れることができるのか、という疑問が生じますね。
実は、意外にも個人宅の電話番号を知りたい場合は多々あります。
かつてお世話になった方に連絡を取りたい、遠くに住む親戚と音信不通で近所の人に連絡したい、などのさまざまな理由が考えられます。
実際には、個人宅の電話番号は電話番号検索を通じて調べるための、さまざまな方法が存在します。
ハローページ以外にも個人宅の電話番号を探す手段があるのです。
この記事では、ハローページや他の手法での電話番号の調査方法を紹介します。
個人宅の電話番号はハローページで検索できる?
個人宅の電話番号を探そうとする際、多くの人がハローページを思い浮かべるでしょう。
これは「電話帳」ですが、一体誰でも閲覧できるのか、そして安全なものなのか気になるところです。
ハローページとは?
ハローページとは、NTT東西が発行していた50音順の電話帳で、固定電話番号を調べるためのものです。
個人宅も企業も、掲載を希望した人のみが電話番号・名前・住所が掲載されています。
実は、ハローページの発行・配布は終了してしまいました。
NTT東日本・西日本ともに、その旨がHPに掲載されています。
将来的に最新版のハローページがなくなるかもしれませんが、ハローページは今後も閲覧可能です。
ハローページの入手方法
NTT東西の固定電話を契約している方は、都道府県内の電話設置場所ごとに1つの電話番号につき個人名版・企業名版を1部ずつ無料で入手できます。
しかし、それを超える部数は有料となります。
NTT回線を契約しているだけでは配布されず、事前予約が必要です。
契約者でなくても予約は可能ですが、1冊から有料です。
契約者であってもなくても、NTTタウンページから電話帳の検索と予約ができます。
ハローページ以外の検索方法
ハローページがあれば個人宅の電話番号検索が可能ということが分かりましたが、予約や購入、公立図書館への訪問が必要です。
そこで、手軽さを求めてインターネットで個人宅の電話番号検索が可能か調査してみました。
ネットの電話帳で検索
ネットの電話帳では、2000年、2007年、2012年のハローページに掲載されていた電話番号検索が無料で利用できます。
全ての情報は、当時のハローページに掲載されていた内容を維持しており、個人宅も企業も含まれています。
トップページから都道府県→市区町村→地域名へとたどり、最終的にその地域の電話帳を閲覧することができます。
名前のみ分かる場合は、トップページ左上の検索窓に名前を入力します。
同じ名前のリストが表示され、電話番号や住所を閲覧できます。
有料版もあるようですが、無料版で十分な場合が多いです。
調べたいことがあれば、ネットの無料電話帳が迅速な検索ができそうです。
電話帳検索(実)で検索
電話番号検索(実)では、2000年版、2007年版、2012年版のハローページに掲載されている電話番号を検索できます。
名前で検索するボックスがありますが、まず住所で絞り込む方が効率的です。
個人名で検索すると、全国の同じ名前と住所が出てしまいます。
住所で絞り込んでから個人名で検索する方が効率的です。
TELECOREで検索
TELECOREは有料で、会員登録が必要です。
ハローページは年1回発行される地域がほとんどですが、TELECPREは更新された情報を提供しています。
この検索サービスは、独自の技術でハローページを元に検索データを作成しています。
しかし、ミスがある可能性もあり、ハローページよりも検索の正確性は低いかもしれません。
ただし、多様な検索方法が利用できるので、TELECOREは便利な検索サービスです。
電話帳CSV販売.jpで検索
電話帳CSV販売.jpでは、ハローページの個人名版や企業名版をCSVデータ形式で販売しています。
価格表が分かりやすく、個人名版のみ、企業名版のみ、両方を購入できます。
商圏版から全国版まで、必要な範囲に合わせて購入できます。
ビジネス向けに業種別や個人事業主、新規流入といったCSVデータ販売もしています。
電話帳CSVデータ販売.jpは主にビジネス向けに販売されています。
YahooやGoogleで検索
YahooやGoogleで電話番号を検索してみることもできます。
情報を見つけるためには、検索ボックスに住所、名前、またはその両方を入力して試してみましょう。
基本的に、YahooとGoogleは同じ情報を使っているため、どちらを使っても問題ありません。
個人の電話番号であっても、データベースに登録されていれば通常検索で見つかります。
Facebookで検索
Facebookでは、実名での登録が必要です。
フルネームが分かっていれば、Facebookの検索ボックスに入力してみてください。
同姓同名の人が複数出てくることがありますが、知人であればプロフィールなどで判別できるかもしれません。
メッセージを送る前に、きちんと確認しましょう。
電話でなくても、コンタクトを取ることができます。
個人宅の電話番号を調べるなら104
「104」という番号案内サービスをご存知ですか?
104に電話をかけると、知りたい電話番号を教えてくれるサービスです。
これから、「104」番号案内が具体的に何を提供しているか説明します。
番号案内サービス「104」とは?
番号案内サービス「104」は、NTTが提供している有料サービスで、電話をかけて氏名または企業名と住所を伝えることで、電話番号を案内してくれます。
NTTだけでなく、他の電話回線や携帯電話からも利用可能で、案内を受けることができます。
ハローページのような感覚で、電話帳に掲載されている方や「104」番号案内に登録されている方の
電話番号のみを案内しています。
個人の電話番号を検索する場合、その個人の名前と住所を提供する必要がありますが、正確な情報がなくてもできる限り対応してくれるとのことです。
住所だけでは案内されない場合もあります。
例えば、苗字の一部など、名前の一部を知っている必要があります。
オペレーターに情報を伝えた後、電話番号が分かれば、自動音声アナウンスでその番号が提供されます。
番号案内の104番は、非常に便利なサービスですが、利用する際には料金がかかります。
案内できた場合は、問い合わせ1件につき料金がかかります。
料金は時間帯や利用回数によって異なり、以下のようになります。
固定電話(午前8時?午後11時) | 66円/件 |
固定電話(午後11時?午前8時) | 165円/件 |
ソフトバンク | 220円/件 |
ドコモ | 200円/件 |
au | 220円/件 |
公衆電話からかけた場合は、利用回数や時間帯に関係なく、一律100円(税込)かかります。
ただし、案内できなかった場合や、緊急通報用電話番号の問い合わせ、災害時に設置される公衆電話から104番へかけた場合は無料です。
自然災害が発生した際には、スマートフォンが使えなくなる可能性があります。
一般的に、多くの人は電話番号をスマートフォンの電話帳で管理しています。
個人宅の電話番号を調べる場合は、名前やおおよその住所を知っていることが重要です。
時には、分かる範囲で問い合わせることで、電話番号を調べることができるかもしれません。
個人宅も探せる!ハローページがなくてもネットで探す電話番号検索まとめ
今回は、個人宅も探せる!ハローページがなくてもネットで探す電話番号検索を紹介しました。
個人宅の電話番号は緑色表紙のハローページ個人名版で見つけることができます。
事前予約で入手したり、公立図書館でも閲覧できます。
ネットの電話帳やTELECORE、電話帳CSV販売.jpのサイトではハローページのデータを閲覧できます。
個人宅の電話番号を素早く調べたい場合は、番号案内の「104番」に電話します。
電話番号を調べる方法として、GoogleやYahooで「フルネーム 電話番号」と検索することもできます。
住所や連絡先がわからなくても、Facebookのメッセージ機能を使えば連絡が取れます。
個人宅の電話番号を調べる方法は複数ありますが、名前と住所が分かっている場合は104番に電話して問い合わせるのが手っ取り早いです。
ただし、有料で料金がかかるので、お金をかけたくない場合はネットで検索するか、他のサイトを利用することも考えましょう。