今話題の89歳のスーパーおばあちゃん、大崎博子さん。
78歳で娘さんに勧められて始めたツイッターで、フォロワー16.3万人(2022年6月28日現在)というとてつもない数字を出しているおばあちゃんです。
日々の何気ない暮らしぶりや、太極拳の話、戦争体験などをつぶやいています。
好きな韓国ドラマを見て、週1の健康麻雀、好きな晩酌で毎日充実した生活を送っています。
その大崎博子さんのポジティブな言葉に、コロナ禍で塞ぎがちな気持ちをほぐして元気づけられると、フアンになる人が増えているのです。
今回は、ツイッターで大評判の大崎博子さんを紹介します。
大崎博子さん89歳フォロワー16万人毎日が幸せな一人暮らし
大崎博子さんはどんな人?
大崎博子さんは、昭和7年生まれの89歳のおばあちゃんです。
現在は、自身を「高貴香麗者(こうきこうれいしゃ)」と呼び、練馬区で一人暮らしをしています。
「高貴香麗者」なんてとても素敵なネーミングで、大崎博子さんの気持ちの若さが溢れています。
近くにある石神井公園での出来事など、日々の生活に根ざしたツイートを投稿しています。
自分も楽しんで、みんなにも楽しんで貰えればいいと思ってツイートをしています。
自分のツイートで喜んでくれる人がいれば嬉しいし、返ってくるコメントも楽しみとツイッターを心から楽しんでいる、その気持が16万人以上のフォロワー数に表れています。
ツイッターを始めたきっかけ
大崎博子さんがパソコンを初めて買ったのは、娘さんに勧められたからでした。
その時の年齢が78歳、パソコン教室に通ってとりあええず使い方を覚えました。
娘さんに勧められたにしても、78歳でパソコンにチャレンジするなんて言うのはとても勇気がいったことでしょう。
今どき、シニアでパソコンを始める人はたしかに多くなってはいますが、途中でよくわからなくなって辞める人も多いです。
大崎博子さんが78歳でパソコンでツイッターを始めたのは、お見事というほかありません。
その上、89歳の今まで11年間もコツコツとツイートを続けることができていることもとてもすごいことです。
ツイッターを始めた頃に、東日本大震災を経験しました。
大変な災害で通信網がズタズタで電話もメールも通じないときに、ツイッターはつながったことで、ツイッターの凄さを実感しました。
その大崎博子さんのツイートは、東京電力福島第一原子力発電所の事故を見てから変わりました。
みんなが知りたいと思っていた事故の本当のことを、国も東京電力も伝えてはいませんでした。
そのことについてツイートしてから、フォロワーが一気に増えたそうです。
知りたいことを知りたい人に、ごく普通に知らせる事をしなかった国や東京電力は、責められて当然です。
なにかまずいことがあれば隠す、隠しきれなくなって頭を下げることは今でも繰り返される光景です。
特に、偉いと自分で思っている政治家や、経営者が苦し紛れに醜態を晒すことが繰り返されていて、本当に寂しいと思うことが今でもあります。
大崎博子さんのツイートは、知りたいことを知りたい人につぶやいたから、みんなの賛同をもらうことができたのです。
大崎博子さんのツイートの特徴
大崎博子さんのツイートは、大きく2つに分けることができます。
1つは、日々の生活の一コマだったり、散歩の途中の公園の花の状態だったり、続けている太極拳のことだったり、本人曰く「日記」のツイート。
もう一つの柱は、夏に幼い頃経験した「第二次世界大戦」の戦争体験をツイートすることです。
今現在も世界中で戦争があり、苦しむ人が大勢います。
そんな中で、今の若い人にも戦争の悲惨さを少しでも知ってもらおうと、ツイートしているのです。
現在が過去の時代より平和で、暮らしやすい世界になればいいとみんな思っていることでしょう。
しかし、現実はギスギスした世の中で、それほど暮らしやすい世の中になっているとは思えません。
大崎博子さんのツイートは、そんな世の中でも少しでも暮らしやすい考え方を伝えてくれています。
大崎博子さんの生活
大崎博子さんは、無理をしないで自然体で生きているそんな生活を送っています。
生活の基本は健康な体からと、毎日8000歩のウオーキングと太極拳を続けることと週1の健康麻雀。
ウオーキングが終わると、ネットフリックスで大好きな韓国ドラマの視聴。
夜になると、大好きな晩酌でゆったりとした時間を過ごしています。
一人暮らしは自分で好きなように時間を使えるから気楽。
お金をかけずにやりくりするのも楽しいし、ボーッと生きていたら病気になってしまいそうで、どうせ生きるなら元気に楽しく生きなけりゃと言っています。
そして、寝る前のストレッチで体調を整えて就寝するそうです。
毎日の健康に対する行動で、すっと伸びた背中や太極拳の片足立ちなど、とても89歳とは思えない若々しい体をしています。
人に迷惑をかけたくない、特に娘さんにはと思っていて、そのための健康は一番大事にしているようです。
大崎博子さんの新著書
大崎博子さんの初めての著書「89歳、一人暮らし。お金がなくても幸せな日々の作り方」(宝島社)が、2022年2月10日に発売されました。
この本は、大崎博子さんの生活や趣味、毎日続けているウオーキングや太極拳、夜寝る前のストレッチまで写真とエッセイで紹介されています。
大崎博子さんの、そっと背中を押してくれるようなツイートが、たくさん載せられています。
大崎博子さんのツイート
手をつないでいたわりあっている老夫婦をみてると「いいなあ」と思います。私はそういう情愛は知らない、、そのかわりに1人身の気楽さを味わってます!
— osakihiroko (@hiroloosaki) June 23, 2022
楽しい人生って、わいてくるもんじゃないのよ。自分が楽しみを見つけて、
生きる事だと思う!— osakihiroko (@hiroloosaki) June 23, 2022
歳を重ねると厄介な事があります。
血糖値が高い私、歳なので強い薬は処方出来ないらしい。まあしょうがないわね、、ゆっくり直しましょ!治らなくても現状維持なら万々歳です!— osakihiroko (@hiroloosaki) June 22, 2022
私89歳ですが、こんなに恵まれた幸せな老後が、来るとは思わなかった。
健康だし、あり得ない本の出版増版。今度週刊女性に私が載ります。読んで頂きたいです♪
7月12号6月28日発売です。よろしくお願い致します🙇♀️— osakihiroko (@hiroloosaki) June 21, 2022
平穏無事って言葉が良いよね。
何か落ち着きます❣️
そして幸せを感じます!— osakihiroko (@hiroloosaki) June 20, 2022
今の私89歳の幸せは健康である事です❣️
健康なら歩けて好きな所に行けて、食べられてこれ以上のことはない❗️
幸せ『感謝』— osakihiroko (@hiroloosaki) June 18, 2022
幸せって人それぞれです。他人様がどう思おうと自分が幸せならいいと思う!幸せの定義なんてないと思うよ。
— osakihiroko (@hiroloosaki) June 18, 2022
あのね 戦時中は何かが起きたら神風が吹く
と言われていました。神風なんて吹くわけがなく
神風という特攻隊が大勢の若い尊い命を散らしました❗️— osakihiroko (@hiroloosaki) June 18, 2022
白ワインは冷やして飲む。
赤ワインは常温、、って事になってるけど私は赤ワインでも冷たいのがすき。冬でも氷たっぷりのハイボールや酎ハイが好き。— osakihiroko (@hiroloosaki) June 17, 2022
高齢者に必要なものは教養と教育です。
教養とは 『きょう ようがある』
教育とは『きょう いくとこがある』
と毎日家を出ることだそうですよ‼️
私は教育と教養を重ねています。— osakihiroko (@hiroloosaki) June 13, 2022
まとめ
今回は、大崎博子さん89歳フォロワー16万人毎日が幸せな一人暮らしを紹介しました。
78歳から始めたツイッターのフォロワー数が11年後の89歳で16.3万人。
普通は芸能人など有名人でなければこのフォロワー数に届くのはほぼ不可能でしょう。
それを一般人の89歳になる大崎博子さんが成し遂げたことはとても素晴らしいことです。
ツイートも日々の出来事が殆どで、なにかホッコリするそんなツイートが多いです。
戦争体験も、自分が経験した二度と繰り返したくないことを、わかりやすく伝えて、よく分かると好評です。